AYANEOが、次世代のハンドヘルドゲーミング機「AYANEO Flip 1S DS」を発表しました。
最大の特徴は、7インチのメイン有機ELディスプレイと4.5インチのサブ液晶を搭載したクラムシェル型の2画面構成です。
メインディスプレイは1920×1080ピクセル、最大144Hz駆動のOLED、サブディスプレイは1620×1080ピクセルのLCDとなっており、ゲームプレイ中にチャット表示やマップ確認などマルチタスクも可能です。
搭載されるプロセッサーは、最新のAMD Ryzen AI 9 HX 370「Strix Point」で、Zen 5世代のCPUコアを12基、さらにRDNA 3.5アーキテクチャに基づくGPUを16コア構成で内蔵。
高負荷なゲームも快適に動作する高性能設計です。メモリはLPDDR5x、ストレージはM.2 2230のPCIe 4.0 SSDをサポート。
その他のスペックとして、ベイパーチャンバー+ファンによる冷却機構、光学式の指紋センサー(マウスパッド的にも使用可)、6軸ジャイロ、デュアルX軸リニア振動モーター、TMR電磁式ジョイスティック(1000Hzポーリングレート)、リニアホールトリガーなど、ゲーミング機として抜かりない装備です。
ポート類も充実しており、USB4×2、3.5mmイヤホンジャック、microSDカードスロットを搭載。メイン画面は最大800ニトの明るさ、サブ画面は550ニトに対応し、懐かしの4:3タイトルにも最適です。
なお、AYANEOは2024年にも「Flip DS」という2画面モデルを発表していましたが、今回の「Flip 1S DS」はその正統進化版として、プロセッサー性能、画面サイズ、品質ともに大幅に強化されています。
価格や発売日は未発表ですが、再挑戦となる今回のモデルがどれだけ市場に受け入れられるか、注目です。