RedMagicからSnapdragon 8 Elite搭載のゲーミングタブ「Red Magic Astra」が7月3日に登場!

ゲーミング性能を追求したハイエンドタブレット「Red Magic Astra Gaming Tablet」が、グローバル市場に向けての発売が正式に発表されました。

中国では「Red Magic Gaming Tablet 3 Pro」として登場していた製品のグローバル版となり、7月15日より先行販売が開始されます。

搭載されるディスプレイは、9.06インチのOLEDパネル。解像度は2400×1504で、165Hzの高リフレッシュレートに対応し、ピーク輝度は最大1600ニト。ベゼル幅はわずか4.9mmで、画面占有率は90.1%を実現しています。目の負担を軽減する5280Hz PWM調光や、TÜV Rheinlandのブルーライト低減・フリッカーフリー認証も取得済みです。

SoCには、TSMCの第2世代3nmプロセスで製造されたSnapdragon 8 Eliteを採用。さらに、ゲームパフォーマンスを制御するRed Core R3 Proチップを組み合わせることで、フレームレートの最適化やAI処理、超解像度レンダリングを実現しています。メモリは最大24GBのLPDDR5T(9600Mbps)、ストレージは最大1TBのUFS 4.1 Proに対応。

OSはAndroid 15ベースの「Redmagic OS 10.5」で、Cube Game Engineによる性能管理や冷却制御、PCエミュレーター対応、Magic Companion 2.0(AIアシスタント)など、ゲーマー向け機能が充実。Super Workbenchによる作業効率化ツールも内蔵されています。

カメラは背面に13MP、前面に8MPを搭載。ビデオ通話やライブ配信、資料のスキャン用途に十分な性能です。

バッテリーは8,200mAhで、80W急速充電に対応。22分で50%まで充電可能とされ、バイパス充電機能も備えており、長時間のゲームプレイ中の発熱対策にも配慮されています。

オーディオ面では、DTS:X Ultraチューニングを施した左右対称の1620スーパ―リニアスピーカーを搭載。さらに、デュアルX軸リニアモーターによる振動フィードバックや、2000Hzのタッチサンプリングレートに対応したSynaptics S3930タッチコントローラーも装備し、繊細かつ俊敏な操作が可能です。

その他、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、USB Type-C 3.2 Gen 2に対応し、電源ボタン一体型の指紋認証センサーも搭載しています。

価格は以下の通りで、カラーは「エクリプスブラック」と「スターフロストシルバー」の2色展開(24GBモデルはブラックのみ)です。

  • 12GB + 256GB:$549 / €499 / £439

  • 16GB + 512GB:$699 / €649 / £559

  • 24GB + 1TB:$899 / €849 / £739

対象地域は、北米、欧州、英国、アジア太平洋、GCC、中南米など。

日本ではRed Magic公式サイトで7月3日より先行販売予約が開始され、30日から一般販売が行われるとのことです。