Appleが2025〜2026年に向けてMacを大幅刷新へ、M5およびM6チップのロードマップが判明!

Appleが今後展開するMacシリーズの最新情報が明らかになりました。

Apple Insiderがリークした内容によると、2025年には新型の「M5」チップを中心に、MacBook Pro、iMac、Mac miniなど既存ラインナップの刷新が進められる予定です。

2025年後半には、M5、M5 Pro、M5 Maxを搭載したMacBook Proが登場予定。

また、M5を搭載したiMacや、M5およびM5 Proを搭載したMac miniの投入も見込まれています。

これらのチップは、TSMCのN3Pプロセスノードで製造される見込みです。

さらに、M5 ProおよびM5 Maxには「SoIC-mH(System-in-Integrated-Chips-Moulding-Horizontal)」と呼ばれる新しいパッケージング技術が採用される予定で、CPUとGPUを分離して配置することで、処理性能と放熱性の向上が期待されています。

一方で、新型iPad Proの存在も確認されているものの、今回のM5ラインナップには含まれておらず、詳細は不明です。また、Mac Proについては刷新が予定されていますが、搭載されるチップがM3 Ultraなのか、それとも未発表の「M4 Ultra(コードネーム:Hidra)」になるのかは現時点では不明です。

なお、MacBook Airに関しては2026年までM5チップの搭載が見送られる見込みです。

その代わりに、以前より噂されていた「A18 Pro」チップ搭載モデルの存在が報告されており、こちらの動向にも注目が集まっています。

そして2026年後半には、より大きな技術革新が予定されている「M6」シリーズが登場予定です。

M6、M6 Pro、M6 Maxは、TSMCの次世代2nmプロセス「N2」で製造され、業界初の「ナノシート(GAAFET)」トランジスタを採用することで、さらなる性能向上と省電力化を実現すると言われています。

加えて、M6世代ではApple製の5Gモデム(C1)を内蔵する初のMシリーズチップとなる可能性があり、モバイル通信との統合も進むと予想されています。

MacBook Proには、現行iPad Proと同様の「タンデムOLEDディスプレイ」が搭載されるとの情報もあり、視覚体験の大幅な進化も期待されます。