モバイルPC向け製品で知られるOne Netbookが、新たな外付けGPU(eGPU)「ONEXGPU Lite」を発表しました。
2023年後半に登場した「ONEXGPU」の後継モデルにあたりますが、今回の新型ではThunderbolt 5ポートを採用しており、より高い転送速度に対応している点が最大の特徴です。
本製品には、AMDの外付けGPU「Radeon RX 7600M XT」が搭載され、ノートPCやデスクトップ、携帯型PCのグラフィックス性能を大きく底上げしてくれます。Thunderbolt 5経由で接続することで、最大80Gbpsの双方向帯域幅、あるいは最大120Gbpsの非対称帯域幅が利用可能になる設計となっています(※接続先のPCがThunderbolt 5に対応している場合)。
ただし、現時点ではThunderbolt 5対応PCはまだ限られているのが実情。ただし、Thunderbolt 4やUSB4とも下位互換性があるため、現行の多くのマシンでも接続自体は可能です(その場合、転送速度は制限されます)。
本体サイズは旧モデルよりもコンパクト化されているようで、「Lite」の名称どおりの小型設計。詳細なスペックやインターフェース構成はまだ公開されていませんが、M.2スロットの省略やポート数の削減が行われている可能性も考えられます。
なお、価格や発売時期、販売地域などはまだ公式には発表されていません。One Netbookは短いティザームービーを公開しており、現段階ではデザイン面の一部のみ確認できる状態です。
↓One Netbookによるティザー動画はこちら