アウトドアシーンや災害時の備えにも重宝しそうな、多機能ポータブルバッテリー「Syul(シユル)」が、現在Kickstarterにてクラウドファンディングを実施中です。
価格はUSB-Cケーブル付きで59ドルの支援からとなっており、出荷は2025年10月を予定しています(クラウドファンディング特有のリスクは要注意です)。
この「Syul」は、15,000mAhの大容量バッテリーを搭載し、USB-Cポートから最大45Wの出力でスマートフォンやタブレットはもちろん、軽めのノートPCまで充電可能。
AppleのiPad Proであれば約2回、AirPods Proなら最大26回のフル充電ができる仕様です。
特徴的なのは、360度対応のソーラーパネルを本体に搭載している点。
直射日光を完全に正面から受ける構造ではないため、理論値である最大500mAhの太陽光充電性能を引き出すのは難しいとされますが、その分、設置の向きを気にせずともある程度の補助充電が可能という利点もあります。
加えて、20W出力のBluetoothスピーカーを内蔵し、最大24時間の連続再生に対応。2台同時接続でステレオ再生も可能です。さらにランタンとしても使えるライト機能、ボトルオープナーまで搭載されており、キャンプやフェス、BBQなどアウトドアシーンとの相性は抜群。ある程度の耐久性も確保されているとのことです。
モバイルバッテリーにスピーカー、ソーラーパネル、ライト、さらにはボトルオープナーまで詰め込んだ「Syul」は、まさに“なんでも屋”なガジェットですね。
防災グッズとしても有用ですが、やはりメインターゲットはキャンプやアウトドア好きの層だと感じます。