ポータブルWindowsゲーミングPCで知られるAYANEOが、クラムシェル型の最新機種「AYANEO Flip 1S」シリーズを発表しました。
7インチ・144Hz駆動のOLEDディスプレイを備え、ハイスペックなAMD Ryzenプロセッサを搭載。クラウドファンディングサイトIndiegogoにて予約受付を開始しており、出荷開始は2025年9月を予定しています。
2モデル展開、異なる“下画面”の使い道に注目
今回発表された「AYANEO Flip 1S」は、ノートPCのようなクラムシェル型筐体を採用し、Nintendo DSのような見た目が特徴です。ラインナップは以下の2モデル:
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Flip 1S KB:下部にRGBバックライト付きQWERTYキーボードを搭載
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Flip 1S DS:下部に4.5インチ(1620×1080)のセカンドスクリーンを搭載
いずれも上部には7インチ 1920×1080 OLEDディスプレイ(最大144Hz・800ニト輝度)を備え、最大180度まで開くヒンジ構造が採用されています。
どちらのモデルもWindows 11 Homeを搭載し、AYANEO独自の「AYASPACE 3.0」により、システムモニタリングやアプリ起動、エミュレーション支援などに対応します。特にDSモデルでは、下画面に仮想キーボードやタッチパッドを表示することで、DS風エミュレータの利用も視野に入れた構成となっています。
Ryzen 7 8840UまたはAI特化のRyzen AI 9 HX 370を搭載可能
搭載SoCは以下のいずれかを選択可能です:
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AMD Ryzen 7 8840U(Hawk Point)
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AMD Ryzen AI 9 HX 370(Strix Halo)
Ryzen 7モデルでは16GB/32GBメモリと1TB/2TBストレージ、Strix Haloモデルでは最大64GBメモリ/2TBストレージにも対応。冷却機構としてベイパーチャンバーとファンも搭載しており、長時間のゲームプレイにも配慮されています。
スペックの一部は以下の通りです:
項目 | 内容 |
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メインディスプレイ | 7インチ OLED/1920×1080/60~144Hz/800ニト |
セカンドディスプレイ(DSモデル) | 4.5インチ IPS LCD/1620×1080/550ニト |
バッテリー | 45Wh、65W USB PD対応 |
ポート構成 | USB4×2、3.5mmオーディオ、microSDリーダー |
通信 | Wi-Fi、Bluetooth 5.3 |
本体サイズ/重量 | 約180×102×29.3mm(グリップ部36.7mm)/約650g〜655g |
その他 | 指紋センサー付き電源ボタン、光学式フィンガーマウスなど |
日本での展開は未定、現地価格はEarly Birdで約11万円〜
Indiegogoではすでに予約受付が開始されており、価格は以下の通りです(Early Bird):
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Flip 1S KB(Ryzen 7 8840U / 16GB RAM / 1TB SSD):$779
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Flip 1S DS(同構成):$799
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Strix Halo搭載モデル(32GB / 1TB):$1,279〜
なお、いずれのモデルもリテール価格では+$200程度の設定が予定されているとのことです。
現時点では日本での正式発売予定は未定です。
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