Motorolaが、かつて人気を博した「Moto 360」シリーズのスマートウォッチを再び展開する可能性が報じられています。今回のリークでは、Wear OSを搭載した新型「Moto 360 2025」の画像やカラーバリエーション情報が明らかになりました。
Moto 360が約6年ぶりに復活か?Wear OSを搭載してプレミアム路線へ
Motorolaは、2025年中に「Moto 360」シリーズの最新スマートウォッチをリリースする可能性があると報じられています。情報元のAndroid Headlinesは、「Moto 360 2025」とされる未発表モデルのレンダリング画像を公開し、少なくとも5色のカラーバリエーションが存在することを伝えています。
Moto 360は、2014年に初代が登場したAndroid Wear(現Wear OS)対応の円形スマートウォッチであり、2015年に第2世代、2019年にはeBuyNow社から第3世代が発売されました。今回のリークにより、Motorola自身によるラインアップの本格再開が期待されています。
ステンレス筐体とクラシカルな円形デザイン
公開されたレンダリング画像では、円形のダイヤルを備えたクラシカルなデザインが特徴で、筐体にはステンレススチールが採用されているようです。バンドもメタル製で、全体として高級感のある外観に仕上がっています。
側面には2時位置にリューズ、4時位置に物理ボタンを配置。操作性にも配慮された設計がうかがえます。これまでの「Moto Watch」シリーズと比べ、よりプレミアム志向の方向性が見られるのが特徴です。
Wear OSに対応か、日本展開は現時点で未定
今回のモデルで注目すべきは、Motorola独自のリアルタイムOS(Moto Watch OS)ではなく、GoogleのWear OSを採用する可能性がある点です。これにより、GoogleアシスタントやPlayストア経由のアプリ利用、Pixel Watchなどと同等のエコシステム活用が期待されます。
ただし、発売時期や詳細なスペック、価格、日本国内での展開については、現時点では正式な発表がなく、「日本での発売は未定」となっています。