ポケモンの未発表作品『Pokopia』のプロトタイプがリーク!牧場クラフト系でメタモンがまさかの主人公?

ポケモンシリーズの未発表作品『Pokopia(ポコピア)』の初期プロトタイプがリークされ、ネット上で注目を集めています。

Game Freakが開発初期に携わり、のちにコーエーテクモに開発が引き継がれたとされる本作は、伝統的なポケモンゲームとは一線を画す“牧場&クラフト”系スタイル。『Stardew Valley』を彷彿とさせるドット絵の世界で、ポケモンと共に農作業や建築、関係構築を行う新たなゲーム体験が垣間見えました。

初期ビルドが流出、幻の原案に注目集まる

『Pokopia』は2026年にNintendoと共同で発売予定とされるタイトルで、当初はGame Freakが開発を担当。現在はコーエーテクモが開発を引き継いでいると、Insider Gamingが報じています。

今回リークされたのは「megaturtle_mock」というコードネームのUnityプロジェクトで、2019年ごろに制作されたNintendo Switch向けプロトタイプと見られています。リーク元はX(旧Twitter)のユーザー「RyDawgE」で、その投稿を有名リーカー「Centro Leaks」が拡散。現在では、ソースコードやビルドファイルも含まれるUnityプロジェクト一式がarchive.org上に公開されており、Unity環境があれば理論上は実行可能です(※著作権的な懸念があるため使用は非推奨)。

スターデューバレー風の世界でポケモンと共同生活

プロトタイプでは、プレイヤーは変身ポケモン「メタモン」のヒト型バージョンを操作し、オープンワールド風のドット絵フィールドを探索します。ゲームプレイは伝統的なバトル中心のポケモンシリーズとは異なり、耕作・建築・資源採集・タスク管理といったクラフト系に特化。

特に特徴的なのが、ポケモンたちとの「関係構築」。食事を与えたり、一緒に働いたり、遊んだりすることで絆が深まり、特別なスキルやアクションが解放されていくシステムが採用されています。ビジュアルは『Stardew Valley』に近いピクセルアートで、親しみやすさと懐かしさを感じさせるものです。

現段階ではUIやアニメーションは仮素材が多く、未完成な箇所も目立ちますが、移動、農業、インベントリ管理、ポケモンへのタスク割り当てといった基本機能はすでに実装済み。BGMや効果音も確認されており、社内プレゼン用のビルドだった可能性が高いと見られています。

現在の開発は次世代機向けに刷新中

今回のリークはあくまで開発初期段階の構想を示すものであり、最終製品版の『Pokopia』は大幅に異なる内容になる可能性があります。Insider Gamingによると、現在コーエーテクモが主導する新バージョンでは、3Dグラフィックや次世代機(Nintendo Switch 2を想定)への最適化が進められているとのことです。

ただし、ポケモンと一緒に作業を行ったり、建築・生活要素が中心となるコンセプト自体は、形を変えて最終版にも引き継がれる見通しです。

なお、現時点で日本国内での発売日や価格は正式に発表されていません。

ポケモン×スローライフの可能性

今回のプロトタイプは、ポケモンIPの新しい方向性を示す好例といえそうです。近年の『Pokémon LEGENDS アルセウス』や『スカーレット・バイオレット』ではオープンワールドや自由探索が重視されており、その延長線上に『Pokopia』のような「生活×ポケモン」のゲームが登場するのは自然な流れです。

ドット絵の世界でポケモンたちとスローライフを楽しむ本作が、今後どのように進化して正式発表されるのか、今後の情報に注目が集まります。