
Sonyのデジタルオーディオプレーヤー「Walkman」シリーズに新型となるNW-ZX900が登場する可能性が高まっています。
Geekbench上で複数の情報が確認され、現行のNW-ZX707からソフトウェア・ハードウェアの両面で大幅なアップグレードが進んでいる兆候が見られます。Android 16、8GB RAM、未公表のQualcomm製チップセットなど、次世代Walkmanの方向性を示す情報が得られています。
大幅刷新が示唆されるNW-ZX900の仕様
Geekbenchに登録された十数件のテスト結果によると、NW-ZX900は現行のNW-ZX707から複数の主要仕様が更新されている可能性があります。
まず、OSがAndroid 14止まりだった従来機に対し、Android 16がインストールされている点は大きな変化です。アプリ互換性やシステムの安定性面でのメリットが想定され、音楽ストリーミングを中心とする現行ユーザーにとって重要な改善になると考えられます。
また、RAM容量が4GBから8GBへ倍増しており、操作レスポンスやアプリの同時実行性能が向上する可能性があります。
さらに、搭載チップセットとしてARM識別子「implementer 65 / part 3457」を持つ未発表のオクタコアSoCが検出されており、GPUにはAdreno 810が組み合わされていると報告されています。
一部報道によれば、この構成はSnapdragon 6 Gen 4やSnapdragon 7s Gen 3といった既存SoCと一致しないため、Sonyが現行Walkmanでも採用したQualcomm Dragonwing系カスタムチップの新モデルを採用している可能性が高いと推測されています。

オーディオプレーヤー市場での位置づけ
Walkman ZXシリーズは、携帯性とハイレゾ音質を両立したプレミアムポータブルDAPとして一定の支持を得ています。一方、競合の多くが独自OSを採用する中、AndroidベースのWalkmanはストリーミングとの親和性が高く、今回のAndroid 16採用が事実であれば利便性の強化につながると考えられます。
また、RAM増強や新型SoCの採用により、操作レスポンスやアプリの描画性能など、実使用感の向上が期待できます。再生専用機であってもUIの快適性はユーザー体験を大きく左右するため、これらの変更はオーディオファンだけでなく、日常的にストリーミングを利用する層にも訴求力を持つと見られます。
国内市場での登場が期待される理由
SonyはAndroid搭載Walkmanを通常4年周期で刷新してきましたが、NW-A306/NW-ZX707の登場からまもなく3年となり、そろそろ世代交代期に入ります。今回の複数のGeekbench登録はその兆候として十分に意味があるものです。
国内市場でもWalkmanブランドは依然として強い認知を持ち、ストリーミング中心の音楽体験が一般化した今、Android 16や新型SoCによるUI改善は魅力的な更新点となるでしょう。
正式発表までは追加情報を待つ必要がありますが、今回判明した仕様だけでも、NW-ZX900が次世代Walkmanの方向性を示す重要なモデルとなる可能性が高いと言えます。











