ソニーの新型「LinkBuds Clip」価格とスペックが判明か、Huawei FreeClip対抗のオープンイヤー型で1月21日発表へ

ソニーが先日公開したティザー予告に対し、多くの憶測が飛び交う中、著名リーカーによりその正体が明らかにされつつあります。待望の「WF-1000XM6」ではなく、新たに登場するのはLinkBudsシリーズの最新作「LinkBuds Clip(WF-LC900)」となる見込みです。イヤーカフ型のオープンイヤーデザインを採用し、長時間の連続再生やマルチポイント接続に対応するとされる本製品は、ウェアラブルオーディオの新たな選択肢として注目を集めています。米国価格やカラーバリエーションを含む詳細なリーク情報をお伝えします。

イヤーカフ型デザインと9時間の連続再生を実現するスペック詳細

リーク情報によると、ソニーが1月21日に発表を予定している「新しいリスニングスタイル」の正体は、型番「WF-LC900」を持つ「LinkBuds Clip」であると報じられています。本製品は、HuaweiのFreeClipと同様のクリップ型デザインを採用し、耳の後ろにフックを掛けることで装着時の安定性を確保する構造となっています。

ハードウェアスペックにおいては、イヤホン単体で9時間のバッテリー駆動を実現し、充電ケースを併用することでさらに28時間の再生が可能となるとされています。また、急速充電にも対応しており、実用性の高さが伺えます。耐久性に関してはIPX4の防滴性能を備えており、日常的な運動や多少の雨天時での使用にも耐えうる仕様です。操作面では、再生コントロール、音量調整、オーディオモードの切り替えが可能なタッチコントロールを搭載し、利便性を損なわない設計となっています。

アプリ連携による機能拡張と米国市場での予想価格

ソフトウェア面での機能も充実しており、Sony Sound Connectアプリを介して「アダプティブボリュームコントロール」「イコライザー(EQ)設定」「360 Reality Audio」「Spatial Sound(空間オーディオ)」といった高度な機能を利用可能とされています。通話品質に関しても、デュアルマイクと骨伝導技術を応用した音声振動センサー(ボイスピックアップユニットと思われます)を搭載することで、クリアな音声通話を実現する見込みです。

カラーバリエーションは、ブラック、クリーム、グリーン、パープルの4色が用意されると報じられています。気になる価格設定については、米国市場において229.99ドル(約33,000円〜35,000円前後)、ユーロ圏では199.99ユーロとなると伝えられています。また、現代のワイヤレスイヤホンに必須とも言えるマルチポイント接続にも対応しており、複数のデバイスをシームレスに切り替えることが可能です。

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「ながら聴き」市場を再定義するソニーの新提案となるか

今回のリーク情報は、ソニーがWF-1000XMシリーズのような没入型ノイズキャンセリングイヤホンだけでなく、周囲の音を取り込みながらコンテンツを楽しむ「ながら聴き」デバイスの拡充に注力していることを示唆しています。LinkBudsシリーズはこれまでもドーナツ型ドライバーなどのユニークな形状で市場に驚きを与えてきましたが、今回の「Clip」スタイルは装着感と音質の両立を目指す新たな試金石となります。

1月21日の正式発表に向け、具体的な日本国内での価格や発売日の情報が待たれます。既存のオープンイヤー型イヤホンに対し、ソニーの音響技術がどのような差別化を図ってくるのか、その全貌が明らかになる瞬間が注目されます。