
高級オーディオブランドHiByから、音質重視のハイレゾファンに向けたポータブルDAP(デジタルオーディオプレーヤー)の最新モデル「HiBy RS8 II」が登場しました。
Qualcommの高性能SoC「Dragonwing QCS8550」を搭載し、同社の最新R2R DAC「Darwin III」を採用。
アナログ機器の再現まで可能なAI音質シミュレーション機能「Sankofa」も搭載するなど、ハード・ソフトの両面で徹底した高音質設計がなされています。
米国価格は3,899ドル(約58万円)で、カラーはブラックとゴールドの2色。HiBy公式サイトにて注文受付中です。
高性能SoCと16GB RAM搭載、AndroidベースのHiByOSを採用
HiBy RS8 IIは、スマートフォン向けの上位SoC「Qualcomm Dragonwing QCS8550」を採用。16GBの大容量RAMと512GBストレージを備え、ハイレゾ音源やストリーミング再生においても十分な処理性能を発揮します。
OSにはAndroid 13ベースのカスタムOS「HiByOS」を搭載。音楽再生に最適化されたUIで、Google Playアプリのインストールにも対応する可能性があります(※公式サイト未確認)。
筐体はアルミ削り出しのユニボディ構造で、前面には5.5インチのフルHD(1080p)ディスプレイを装備。ポータブル機としては大型で高級感のある仕上がりです。
R2R DACとAIシミュレーションで“理想の音”を追求
RS8 IIの最大の特徴は、HiBy独自の最新世代R2R DAC「Darwin III」の搭載です。THD(全高調波歪率)は0.0008%未満、SNR(信号対雑音比)は121.6dB超、再生周波数は20Hz〜50kHzと、非常に高いオーディオ性能を誇ります。
また、アンプ回路にはClass AとClass ABの両方式を搭載し、用途に応じて自動で切り替えることも可能。出力端子は3.5mmアンバランスと4.4mmバランスの2系統を装備し、DSD1024や32bit/1536kHz PCM、MQA16Xなどのハイレゾフォーマットにも対応しています。
さらに注目なのが「Sankofa AI」というAI音質シミュレーター。レコードプレーヤーやカセットデッキといったクラシック機器の音色をAIで再現し、デジタル再生でもアナログ機器特有の味わいを楽しめるとしています。
大容量バッテリーと高速充電に対応
バッテリーは6,000mAhとDAPとしては大容量で、Class A使用時でも最大約10.9時間の連続再生が可能とされています。充電はUSB PD 3.0の80W急速充電に対応しており、約2時間でフル充電が可能です。
また、Bluetooth 5.3に対応し、LDACやaptX Losslessといった高音質コーデックもサポート。ワイヤレス環境でも高音質再生が可能です。
日本での発売は未定、高価格ながらも完成度は極めて高い
現時点では日本国内での販売予定は発表されていませんが、HiBy公式サイトやAmazonのHiByストアを通じて入手可能になると見られています。
販売価格は3,899ドル(約58万円)と非常に高額ですが、SoC・DAC・アンプ設計からOS・AI機能に至るまで、徹底的に音質を追求した設計は特筆すべきポイントです。クラシック音楽や高解像度音源にこだわるオーディオファンにとっては、まさに“究極のDAP”といえる一台です。
公式サイト:HiBy RS8 II











