富士フイルムが、新たなハイブリッドインスタントカメラ「Instax LiPlay Plus(リプレイ・プラス)」を正式発表しました。セルフィー対応のデュアルカメラに加え、プリンター機能や音声付きQRコード、リモート操作といったユニークな機能を搭載した、デジタルとアナログを融合させた製品です。

セルフィー対応のデュアルカメラと音声QRコードを搭載
Instax LiPlay Plusは、従来のインスタントカメラの枠を超える多機能モデルです。メインカメラは28mm相当のf/2.0レンズでオートフォーカス対応。さらに、23mm相当のf/2.2レンズによる固定フォーカスのセルフィーカメラも搭載しており、前面と背面の2つのカメラを使い分けることができます。
特徴的なのは、「音声付きプリント」機能です。撮影時、または後からスマートフォン経由で録音した最大3秒の音声を、プリント写真に埋め込まれたQRコードに紐づけられます。スマートフォンでQRコードを読み取れば、その音声を再生可能。写真と一緒にその場の雰囲気やメッセージを共有できるのが大きな魅力です。
さらに、「Instax Sound Album」機能では、複数の写真と音声をスライドショー形式で再生できるQRコードも作成可能となっており、より広がりのある表現が可能です。
レイヤード写真やリモート撮影も可能なスマホ連携機能
本体には約92万ドットの3.0インチTFTカラー液晶モニターを搭載しており、撮影画像の確認やレイアウトの調整も直感的に行えます。2つのカメラで撮影した画像を組み合わせる「レイヤードフォト」モードでは、複数の写真をコラージュ形式で1枚に仕上げることも可能です。
また、専用の「Instax Mini LiPlay+」スマートフォンアプリを使えば、カメラをリモート操作してシャッターを切ったり、スマホ内の写真をカメラ本体からプリントしたりすることもできます。プリンターとしての活用にも対応しているため、使い方の幅は大きく広がっています。
撮影データは内蔵メモリのほか、microSDカード(別売)にも保存可能です。
発売日と価格、日本展開は未定
Instax LiPlay Plusは、2025年10月下旬に米国Amazonの富士フイルム公式ストアにて発売予定です。カラーバリエーションは「サンドベージュ」と「ミッドナイトブルー」の2色で、メーカー希望小売価格は234.95ドル(約35,000円前後)とされています。
現時点では日本での発売予定は発表されていません。
富士フイルムの「遊び心」を象徴する製品
デジタルカメラとアナログプリントの利便性に加え、音声付きの思い出共有やコラージュ、リモート撮影といった独自機能を備えたInstax LiPlay Plusは、これまでのインスタントカメラの常識を塗り替えるような製品です。特に、音と写真をQRコードで結びつけるというアプローチはユニークで、ギフトやイベント、旅先の記録などさまざまなシーンでの活用が期待できます。
今後、日本市場向けの展開や追加機能のアップデートにも注目したい製品です。インスタント写真の楽しみ方を一歩先へと進める提案として、ガジェット好きにとっても見逃せない存在となりそうです。











