Ryzen AI Max+ 395搭載の9インチ新型ゲーミングUMPC「AYANEO NEXT II」が予告開始!115Whバッテリー搭載の弩級フラッグシップ

ポータブルゲーミングPC市場を牽引するAYANEO社は、次期フラッグシップモデル「AYANEO NEXT II」のIndiegogoキャンペーンに向けたプレビューページを公開しました。本機は、9.06インチの大型有機ELディスプレイに加え、「AMD Ryzen AI Max+ 395」という未発表の高性能プロセッサを搭載する野心的な端末です。すでにメールアドレスの登録受付が開始されており、登録者には早期割引(Early Bird discount)が適用される見込みです。既存のハンドヘルド機とは一線を画すスペックと巨大なバッテリー容量は、ハイエンド志向のユーザーにとって見逃せないニュースとなるでしょう。

Ryzen AI Max+ 395と9型OLEDが織りなす圧倒的なスペック

「AYANEO NEXT II」の最大のトピックは、その妥協なきハードウェア構成にあります。心臓部には「AMD Ryzen AI Max+ 395」が採用されることが明らかになりました。現時点でRAMやストレージの詳細は伏せられていますが、このプロセッサの採用は、従来のハンドヘルド機を凌駕する処理能力を示唆しています。

視覚体験を左右するディスプレイには、9.06インチのOLED(有機EL)パネルを搭載。解像度は2400 × 1504、リフレッシュレートは165Hzに達し、AAAタイトルの没入感を最大限に高めます。さらに特筆すべきは、115Whという規格外の大容量バッテリーです。一般的なモバイルノートPCすら上回るこの容量は、高負荷時の駆動時間を劇的に改善することが期待されます。

操作系に関しても、フローティング8方向D-Padに加え、ドリフト現象に強いホール効果センサー搭載のジョイスティックとトリガーを採用。トリガーロック機能やデュアルスマートタッチパッドも備えており、FPSからRTSまで幅広いジャンルに対応可能な「全部入り」の仕様となっています。

Steam Deck対抗馬としての「デュアルトラックパッド」と冷却性能

本機の特徴として見逃せないのが、左右に配置された「デュアルスマートタッチパッド」の存在です。これはValve社のSteam Deckが採用しているインターフェースに近く、マウス操作を前提としたストラテジーゲームや、Windows OS上のデスクトップ操作において極めて高い利便性を提供します。Windowsハンドヘルド市場において、タッチパッドを標準搭載する機種は依然として少なく、この点はコアなPCゲーマー層にとって強力な訴求ポイントとなります。

また、高性能なプロセッサを冷却するためにデュアルファン構成を採用しており、熱設計(TDP)の許容範囲にも余裕があると考えられます。独自の管理ソフトウェア「AYASpace」も標準搭載されるため、TDP設定やファン制御など、ユーザーの好みに合わせた細かなチューニングが可能となるでしょう。AYANEO社はこれまでもクラウドファンディングを通じて多くの製品を市場に送り出してきましたが、今回の「NEXT II」は、その集大成とも言えるビルドクオリティが予想されます。

ハイエンドUMPC市場における本機の立ち位置と価格の展望

Indiegogoでのキャンペーン開始は「時間の問題」とされており、正式な開始とともに価格設定が明らかになる見通しです。これまでの同社の製品ラインナップや、OLEDパネル、未発表のハイエンドAPU、115Whバッテリーという豪華な仕様を鑑みると、価格は相応の高価格帯になることが予想されます。