Mac Miniを往年のMacintosh風に変身させる「Wokyis M5」にThunderbolt 5対応の高性能モデルが登場、8K出力や高速SSD増設も可能に

Mac Mini向けのドッキングステーション市場において、ユニークな選択肢が登場しました。

Wokyisが展開する「M5」シリーズに、大幅な性能向上を果たした上位モデルが追加されています。この製品は、Mac Miniを往年のApple Macintoshのようなレトロな外観に変身させるだけでなく、最新規格であるThunderbolt 5に対応することで、最大80Gbpsという圧倒的な帯域幅を実現しているのが最大の特徴です。実用的なストレージ拡張機能と遊び心のあるデザインを両立した本製品の詳細をお伝えします。

Thunderbolt 5対応により帯域幅が大幅に拡張された「Wokyis M5」上位版

Wokyisが販売する「M5」は、Mac Mini専用のドッキングステーションであり、その最大の特徴はMacintoshを彷彿とさせるレトロなデザインにあります。今回新たにラインナップに加わったのは、通信規格を強化した高性能モデルです。従来モデルの帯域幅が10Gbpsであったのに対し、新モデルではThunderbolt 5への対応により最大80Gbpsまで拡張されています。

この帯域幅の大幅な向上は、複数の周辺機器を同時使用する際のパフォーマンスに直結します。特に、内蔵可能なM.2 2280 SSDスロットとUSBポートを併用した場合でも、データ転送速度の低下を最小限に抑えることが可能です。

M.2 SSDスロット自体も最大6,000MB/sの転送速度に対応しており、Apple純正のストレージアップグレードが高額であることを考慮すると、コストパフォーマンスに優れたストレージ拡張手段として機能します。ただし、この最大速度を享受するためには、接続するホストデバイス側もThunderbolt 5に対応している必要があります。

8K出力対応のDisplayPortと5インチサブディスプレイを搭載

拡張インターフェースも充実しており、背面には最大10Gbps対応のUSB Type-Aポートを2基搭載するほか、前面にも追加のUSBポートを備えています。

映像出力に関しては、背面のDisplayPortが最大8K/60Hzの出力に対応しており、高解像度モニターを利用するクリエイターにとっても十分な仕様となっています。また、3.5mmヘッドフォンジャックも搭載されており、オーディオ周りの利便性も確保されています。電源供給はUSB PD経由で行われます。

本製品のユニークな点は、筐体前面に5インチのディスプレイ(解像度1280 x 720ピクセル)を内蔵していることです。画素密度は特段高いわけではありませんが、システム情報の表示やウィジェット用のセカンダリディスプレイとして活用できる可能性があります。デザインと実用性のバランスを考慮した設計と言えるでしょう。

高性能化に伴う価格設定とユーザーにとっての選択肢

性能が大幅に強化された一方で、価格設定も従来モデルとは大きく異なります。Amazonでの販売価格は、従来モデルの169ドルに対し、今回のThunderbolt 5対応モデルは339ドルへと引き上げられています。約2倍の価格差があるため、ユーザーは自身の環境にThunderbolt 5の帯域幅や高速なSSD転送が必要かどうかを慎重に検討する必要があります。

Amazon JapanのWokyis 公式ストアにて、10Gvpsモデルはこちらのページ、80Gbpsモデルはこちらのページで購入が可能です。

単なるデザインアクセサリの枠を超え、Mac MiniのI/O性能を極限まで引き出すドッキングステーションとして進化したWokyis M5。レトロな外観を愛好しつつ、実用的なスペックを妥協したくないユーザーにとって、注目の製品となることは間違いありません。