Snapdragon AR1搭載でこの安さ?KTCが初のAIスマートグラスを発表、軽量39gで12MPカメラも搭載

中国のディスプレイメーカーKTCが、同社初となるAIスマートグラスを中国市場向けに発表しました。Snapdragon AR1チップを採用し、音声AIアシスタントや高性能カメラ機能を備えながら、価格は999元(約2万円台)と非常に手頃です。

※25日修正:金額の記載に誤りがありました。お詫び申し上げます。

発売は2025年9月1日から、JD.comではすでに予約受付が始まっています。

軽量設計+12MPカメラ+AI対応の多機能スマートグラス

KTCのAIスマートグラスは、39gという軽量な筐体に多数の先進機能を詰め込んだウェアラブル端末です。外観はマットブラックのフレームにグラデーションレンズを組み合わせたデザインで、素材には強度に優れるナイロンを使用。フレームのアームはわずか4mmのスリム設計で、外向き10度・前傾8.6度の角度がつけられており、長時間の装着でも快適さを保ちます。レンズは処方レンズへの交換にも対応しています。

カメラはソニー製12MPセンサーを採用し、3024×4032ピクセルの静止画と1440×1920ピクセル(30fps)の動画撮影が可能。手ブレ補正(EIS)やHDR、0.8秒の高速シャッター応答、ノイズリダクション機能も備え、小型ながら実用的な撮影性能を実現しています。

プロセッサには、Qualcommの「Snapdragon AR1」が搭載され、映像処理やAIアシスタントとの対話をスムーズに実行します。AI機能には中国の言語モデル「Doubao(豆包)」を活用しており、スケジュール確認や16言語(英語・中国語・日本語・フランス語など)の翻訳、会話支援といった音声インターフェースが利用可能です。

通話・録音も快適なオーディオ性能、IP54防塵防水も対応

通話や録音時には、5つのマイクによるノイズリダクションおよびエコーキャンセルが作動し、クリアな音声通話が可能。スピーカーも内蔵されており、別途イヤホンを用意する必要はありません。

バッテリーは本体に173mAhのセルを内蔵しており、AIとのチャットで最大3時間、連続動画撮影で約40分、音楽再生で4時間の駆動が可能です。さらに、付属の3000mAh充電ケースを使えば最大12回のフル充電が可能で、長時間の外出時でも安心して使用できます。

そのほかの仕様として、Wi-Fi 6とBluetooth 5.3に対応し、IP54の防塵防水性能も備えています。カメラ使用時には物理的なプライバシーインジケーター(ライト)が点灯する設計で、プライバシー面にも配慮されています。

本体サイズは幅約151.97mmで、さまざまな顔形状にフィットするよう設計されています。

モニターメーカーのKTCが挑むウェアラブル分野

現時点では日本国内での販売予定についての公式発表はありませんが、約20,000円台という価格と多機能な設計から、今後並行輸入や日本向け展開にも注目が集まる可能性があります。

※25日修正:金額の記載に誤りがありました。お詫び申し上げます。

KTCといえばゲーミングモニター分野で知られる中国メーカーですが、今回のスマートグラス発表はウェアラブル分野への本格参入の第一歩といえそうです。

なお、同社は本製品の発表とあわせて、リフレッシュレート320Hz対応の27インチ2Kゲーミングモニターを約165ドルで発表するなど、モニター技術も積極的に展開中です。

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引用:Gizmochina