MSIは、薄型軽量ノートPC「Prestige」シリーズの最新作として、次世代CPU「Intel Panther Lake」を搭載した「Prestige 13 AI+ A3M」を発表しました。13.3インチの2.8K有機EL(OLED)ディスプレイを採用しながら、重さはわずか899gに抑えられており、持ち運びのしやすさを極限まで高めています。最新チップによるAI処理性能の向上に加え、このサイズでは珍しい最大64GBの大容量メモリを選べるため、外出先でも本格的な作業をこなしたいユーザーに最適な一台です。
899gの軽量筐体にPanther Lakeと2.8K OLEDを凝縮した設計
「Prestige 13 AI+ A3M」の最大の魅力は、1kgを大きく下回る899gという軽さと、最新の「Intel Panther Lake(Core Ultra 300シリーズ)」を搭載している点です。最上位の構成ではCore Ultra 9 386Hプロセッサを選択でき、メモリは最大64GB、ストレージは高速なNVMe SSD(PCIe Gen 4)に対応しています。画面には、解像度が非常に高い2880×1800ピクセルの有機ELパネルを採用しており、文字や画像をくっきり鮮やかに表示します。
一方で、軽さを重視したためにバッテリー容量は53Whとやや控えめです。また、このモデルに搭載されるCPUのグラフィックス性能(4コア)は、一回り大きい14インチモデル(12コア)に比べると抑えられています。接続端子については、高速なThunderbolt 4を2ポート備えるほか、一般的なUSB Type-Aも2ポート、さらにHDMIやmicroSDカードリーダーも搭載しており、変換アダプタなしでも十分に使える実用性を備えています。
14インチモデルとの比較で見える「13インチ」の明確な立ち位置
MSIは同時に、14インチモデルである「Prestige 14 AI+ D3M」も展開しています。14インチモデルは、より強力なCore Ultra 9 388Hプロセッサと、81Whという大容量バッテリーを搭載しており、パフォーマンスと駆動時間の面では優っています。しかし、その重量は1.32kg。13.3インチモデルと比較して約50%近く重くなっています。
「Prestige 13 AI+」は、グラフィックス性能やバッテリーの持続性よりも、物理的な「軽さ」と「コンパクトさ」を最優先するユーザーをターゲットとしています。特に、1gでも荷物を軽くしたいモバイルユーザーにとって、この重量差は決定的な選択基準となるはずです。
持ち運びやすさと作業効率を両立したい方へ
「Prestige 13 AI+」は、Intel Panther Lake世代における超軽量モバイルノートの基準を書き換える一台です。1kgを大幅に下回る筐体に、最新のAI処理能力と最大64GBのメモリを詰め込んだ構成は、他社の競合製品と比較しても際立っています。GPU性能を極限まで求める用途には向きませんが、コードビルドや大規模なデータ処理、マルチタスクを多用するモバイルワークにおいては、代わりがない一台と言えるでしょう。
販売価格は899ドル(約14万円)からとなっており、最新のPanther Lake搭載機としては競争力のある設定です。大容量バッテリーが必要なら14インチを選択すべきですが、この899gという軽さと64GBメモリの組み合わせに価値を感じる方にとって、本機は迷わず購入すべき有力な選択肢となるはずです。



