任天堂の次世代機「Nintendo Switch 2」に関し、新たな展開が予測されています。海外メディアによると、元任天堂社員がポッドキャストにて、廉価版となる「Switch 2 Lite」が標準モデルに近い時期に投入される可能性を示唆しました。任天堂アカウントのサイト内から発見された謎の製品コード「OSM」の存在や、高機能化する次世代機の普及戦略において、携帯特化モデルが果たす役割について、最新情報を整理して解説します。
謎のコード「OSM」とハードウェアの仕様予測
先日、任天堂アカウントのポータルサイト上で「OSM」という未知の製品コードが発見され、海外フォーラムを中心に「Switch 2 Lite」あるいは「Switch 2 OLED」ではないかという議論が巻き起こっています。この件に関し、元任天堂社員であるKit Ellis氏とKrysta Yang氏は、自身のポッドキャスト番組内で「Switch 2 Lite」の可能性が高いと言及しました。
ここで注目したいのは、予想される中身が初代Switch Liteとほとんど変わらないという点です。つまり、テレビにつなぐドック機能をなくし、コントローラーを本体と一体化させることで価格を抑えるという、おなじみの方法です。仕組み自体に新しさはありませんが、重要なのはこのモデルが出る「タイミング」です。
「Switch 2」普及のカギを握るファミリー戦略と早期投入の理由
通常、ハードウェアの廉価版は製品サイクルの中盤で投入される傾向にあります。実際、現行のSwitch Liteは本体発売から約2年半後に登場しました。しかし、今回の予測では、そのタイムラグが大幅に短縮されると分析されています。主な理由は、標準モデルと現行機の間に生じるギャップを埋める必要があるからです。
かつての任天堂ハードが「低・中・高」のラインナップ(ファミリー・オブ・システムズ)を展開してきたように、初期段階から「機能全部入りの標準機」と「機能を絞った普及機」を用意することで、幅広い層を次世代機へスムーズに移行させる狙いがあると考えられます。特に2025年に入り、現行Switchの販売ペースが落ち着きを見せる中、ハードウェアの選択肢を広げることは、市場の活性化にとって不可欠な要素となるはずです。
2月発表の可能性と携帯ゲーマーにとっての結論
今後の展開として、Ellis氏は2月に開催が噂される「Nintendo Direct」や、3月の会計年度末までの動きに注目すべきだとしています。もし標準モデルとそう遠くない時期にこの携帯特化モデルが投入されれば、市場に大きなインパクトを与えることは間違いありません。
テレビ出力を必要としないユーザーにとって、ドックや分離コントローラーといった「使わない機能」が省かれ、その分コストパフォーマンスや携帯性が高められたモデルは、非常に魅力的な選択肢です。最新のSoCによるリッチなゲーム体験を、場所を選ばずに楽しめる「Switch 2 Lite」は、携帯モードでのプレイを主とするゲーマーにとって、標準モデル以上に「買うべき一台」として有力な候補となるはずです。




