「Konkr Fit」が予約開始、144Hz OLED採用 x Ryzen AI 9 HX 370搭載ポータブルゲーミングPCで価格は999ドルから

高性能なWindows搭載ポータブルゲーミングPC市場に、新たな選択肢が登場しました。「Konkr Fit」のプレオーダーが開始され、その強力なスペックが明らかになっています。

AMDの最新プロセッサであるRyzen AI 9シリーズを採用し、7インチの有機ELディスプレイ(OLED)は144Hzの高リフレッシュレートに対応するなど、妥協のない仕様が特徴です。

Konkr Fit画像①

本記事では、予約受付が開始されたKonkr Fitの主要スペックと、ハイエンドゲーミングハンドヘルドとしての実力について解説します。

Ryzen AI 9プロセッサと144Hz OLEDを備えたハイエンド仕様

Konkr Fitは、心臓部にAMDの最新APUである「Ryzen AI 9 HX 370」または「Ryzen AI 9 HX 470」を採用しており、現行のPCゲームを快適に動作させるための十分な処理能力を有しています。

メモリは16GBまたは32GBのLPDDR5x RAMを選択可能で、ストレージにはM.2 2230規格のPCIe 4.0 SSD(512GBまたは1TB)が搭載されます。

Konkr Fitのディスプレイ

特筆すべきはディスプレイの仕様です。7インチのOLEDパネルを採用しており、解像度はフルHD(1920 x 1080)、ピーク輝度は800ニトに達します。さらに、リフレッシュレートは144Hzに対応しているため、FPSやアクションゲームにおいても滑らかで鮮明な映像体験が期待できます。重量は約740g(1.63ポンド)で、80.85Whの大容量バッテリーを搭載することで、長時間のプレイにも配慮された設計となっています。

操作性と拡張性を高めるTMRジョイスティックとインターフェース

操作系においては、耐久性と精度に定評のあるTMRジョイスティックに加え、ホール効果センサーを採用したトリガーを搭載しています。これにより、ドリフト現象のリスクを低減しつつ、繊細な入力が可能となります。また、通常のD-pad(十字キー)に加え、ジャイロスコープや追加ボタンも備えており、多様なゲームジャンルに対応できる操作性を実現しています。

Konk Fitのジョイコントロールとバッテリー

インターフェース面では、DisplayPort 1.4に対応したフル機能のUSB Type-Cポートを1基搭載しており、外部映像出力や充電に対応します。さらにデータ転送用の2つ目のUSB Type-Cポートと、3.5mmヘッドフォンジャックも備えています。ストレージ拡張用のmicroSDカードスロットは最大転送速度300MB/sをサポートしていますが、AAAタイトルのような大容量ゲームの読み込みにおいては、内蔵SSDに比べて速度差を感じる場面があるかもしれません。

999ドルからの価格設定と出荷に関する留意点

Konkr Fitの価格は999ドル(配送料および輸入手数料別)から設定されており、ハイエンド機らしい価格帯となっています。現在はプレオーダーの段階ですが、製造元のAyaneoに関連する過去の事例として、配送遅延が発生する可能性も示唆されています。購入を検討する際は、これらのリスクと到着までのリードタイムを考慮する必要があるでしょう。

Windowsベースの携帯ゲーム機として、Ryzen AI 9と高リフレッシュレートOLEDの組み合わせは非常に強力であり、ポータブル環境で最高クラスの体験を求めるユーザーにとって注目すべき一台と言えます。

詳細は公式サイトのこちらページで確認することができます。