「AYANEO Pocket Play」の詳細が判明!ノッチなし165Hz有機ELにDimensity 9300搭載、スライド式物理キーで描く「別次元のゲーム体験」

UMPC市場をリードするAYANEOから、スマートフォンと携帯ゲーム機のいいとこ取りをした『AYANEO Pocket Play』の詳細が発表されました。最大の特徴は、懐かしさを感じる「スライド式コントローラー」と、最新の高性能チップ「Dimensity 9300」の組み合わせです。普段はスマホとして使い、スライドするだけで本格的なゲーム機に早変わりする本機は、外付けコントローラーを取り付けるのが面倒だと感じるゲーマーにとって、待望の一台となるはずです。

165Hz有機ELと物理キーが一体化。没入感を高める「スライド式」

『AYANEO Pocket Play』のデザインで最も目を引くのは、画面の下に隠された本格的なゲームコントローラーです。通常時は一般的なスマホの形状ですが、画面をスライドさせることで即座にゲームモードへ切り替わるため、コントローラーを別途持ち歩くことなく、物理ボタンによる正確な操作が可能になります。

搭載される画面は6.8インチの有機ELパネルです。重要なのは、カメラの穴(パンチホール)や切り欠き(ノッチ)がない「完全な長方形」である点です。これにより、ゲーム画面の一部が欠けることなくプレイに集中できます。解像度は2400×1080で、リフレッシュレートは最大165Hzに対応しています。一般的なスマホの120Hz駆動よりもさらに滑らかに映像が動くため、FPSやアクションゲームにおいて有利に戦えるはずです。

Dimensity 9300を冷却ファンで冷やす。妥協のないゲーム性能

性能の核となるチップ(SoC)には、MediaTekのハイエンド製品「Dimensity 9300」を搭載しています。TSMCの最新技術で作られたこのチップは、重い3Dゲームや高負荷なエミュレーターも快適に動かせる処理能力を持っています。

特筆すべきは、スマートフォンの形でありながら「冷却ファン」を内蔵している点です。ファンを持たない通常のスマホとは異なり、風を送って強制的に冷やすことで、長時間遊んでも熱による性能低下を防ぎます。

また、操作の手応えをリアルにするため、高度な振動を生み出す「X軸リニアモーター」を採用しています。ステレオスピーカーも搭載されており、映像・操作感・音のすべてにこだわった仕様です。拡張性についても、USB-Cポートは映像出力に対応しており、テレビやモニターに繋いで大画面で遊ぶ用途にも十分応えてくれます。

メインのスマホとしても使える実用性、これ一台で完結する魅力

本機は単なるゲーム機ではなく、通話や通信もできる完全なスマートフォンです。電源ボタンには指紋認証センサーを備え、SIMスロットに加え、最近の高級機では省かれがちな「microSDカードスロット」もしっかり搭載しています。データの保存容量を安価に増やせるため、実用性は非常に高いです。

価格や発売日はまだ発表されていませんが、これだけの機能を詰め込んでいるため、価格はそれなりに高くなるはずです。しかし、「高性能スマホ」と「外付けコントローラー」を別々に用意する手間とコストを考えれば、これ一台で済むメリットは大きいです。

これまで物理キーが付いたAndroid端末は、性能が低めの製品がほとんどでした。しかし、『AYANEO Pocket Play』はそのイメージを覆す一台です。「スマホゲームは物理キーで遊びたいが、コントローラーの着脱は面倒だ」と感じている方にとって、まさに理想的な選択肢となるでしょう。続報は要チェックです。