レトロ携帯機の理想形か。『MagicX Dream Two』公式画像で判明した「4:3」画面とホールセンサー搭載の実用スペックを解説!

中華ゲーム機ブランドのMagicXが、かねてより開発を進めていた新型機「MagicX Dream Two Light」および「MagicX Dream Two Pro」の公式レンダリング画像を公開しました。最大の特徴は、レトロゲームのプレイに最適な「4:3」比率のディスプレイと、モデルによって性能の異なるSoCを採用している点です。単なる廉価版と上位版という枠に収まらない、それぞれのモデルが持つ明確なキャラクター性と、今回判明した詳細な仕様について解説します。

4.5インチの高精細な「4:3」画面と、所有欲を満たすスケルトンカラー

今回公開された画像により、両モデルの外観上の差異が明確になりました。筐体カラーは「グリーン」「パープル」「ブラック」「グレー」の4色が用意されます。特にグリーンとパープルのモデルは、内部が透けて見える「スケルトン」仕様を採用しており、レトロゲーム機を彷彿とさせる仕上がりです。また、ボタンの配色にもこだわりが見られます。「Light」モデルは全カラー共通で黒色のボタンですが、「Pro」モデルのグリーンとパープルでは、シェルと同色のボタンが採用され、グリーンモデルに至ってはスティックまで同色という統一感のあるデザインとなっています。

ディスプレイには4.5インチ、解像度1440×1080の液晶パネルを搭載しています。アスペクト比は「4:3」となっており、これはアナログテレビ時代のコンテンツを表示する際に黒帯が出ない理想的な比率です。競合機よりも画面サイズが大きく、かつ高解像度であるため、ドットの視認性や映像の美しさにおいて優位性があるといえるでしょう。

壊れにくいパーツと最新チップを採用し、中身も妥協なし

操作性に関わるインターフェースも、長く使える仕様になっています。トリガーとジョイスティックには、物理的な接点がないため摩耗せず、勝手に動いてしまう不具合(ドリフト現象)が起きにくい「ホール効果センサー」を採用しました。加えて、縦配置型のショルダーボタン、HD振動機能、ジャイロスコープ、マイクといった、現代のゲームプレイに求められる機能もしっかりと網羅されています。

両モデルの決定的な違いは、搭載されるSoCにあります。「Dream Two Light」には6nmプロセスのMediaTek製プロセッサが、上位の「Dream Two Pro」にはより微細な4nmプロセスのMediaTek製チップセットが採用されています。具体的な型番こそ明言されていませんが、プロセスルールの微細化は電力効率に直結するため、4nmプロセスを採用するPro版の方が、同等の処理能力を発揮する際の発熱やバッテリー消費を低く抑えられるはずです。なお、USB-Cポートやオーディオジャック、microSDカードスロットといった拡張性は両モデル共通です。

レトロゲーム機の有力な選択肢となるか、価格と発売日に期待

MagicXはこれまで比較的安価な価格帯で製品を展開してきましたが、今回の「Dream Two」シリーズは、ホールセンサーの採用や高解像度パネルの搭載など、明らかにワンランク上のユーザー体験を志向しています。特に「4:3比率で4.5インチ」というサイズ感は、携帯性と視認性のバランスを重視するユーザーにとって非常に魅力的です。

現時点で具体的な発売日や価格の詳細は伏せられていますが、今回の画像公開は正式ローンチが近いことを示唆しています。4:3画面のゲーム機にこだわりがあり、かつビルドクオリティの高い端末を探している方にとって、この「Dream Two」シリーズは間違いなく有力な候補となるはずです。続報は要チェックです。