アメリカのYouTuberでストリーマーのKurtJMac氏が、14年かけて『Minecraft』の伝説的な領域「Far Lands(ファーランズ)」に到達したことが話題を呼んでいます。彼のプロジェクト「Far Lands or Bust」は2011年3月に始まり、2025年10月4日にゴールを達成。その記録映像は10月5日にYouTube上で公開され、多くのファンが感動を共有しています。
2011年から歩き続けた「ゲーム内の旅」がついに終着
KurtJMac氏の挑戦は、Minecraftのβ版1.7.3において、ゲームのアルゴリズムが破綻し始める極地「Far Lands」を目指して西へ歩き続けるというもの。Far Landsは本来、ゲーム開発者が到達を想定していなかったバグ的領域で、スポーン地点から約12,550,821ブロック離れた場所に存在するとされています。
氏は約14年、800本以上の動画を投稿しながら、常に同じワールドを使って西へ進行。最終的には1,200万ブロック以上を踏破し、現地に看板を設置。「ここにFarlandersが初めて到達した 2025年10月4日」と記しました。
この偉業により、KurtJMac氏は「Minecraftにおける最長の旅」としてギネス世界記録を保持しており、今回のゴール到達でその記録はさらに象徴的な意味を持つこととなりました。
ゲームを超えたチャリティとコミュニティ活動
Far Lands or Bustプロジェクトは単なるゲームプレイにとどまらず、長年にわたりチャリティ配信のプラットフォームとしても機能してきました。KurtJMac氏はこれまでに「Child’s Play」や「Direct Relief」「Equal Justice Initiative」などの団体へ50万ドル以上の寄付を実現。科学や社会、個人的な経験を語る場としてもファンに親しまれ、多くの共感を集めてきました。
完結編の動画には、視聴者から「これはただのMinecraftではなく、インターネット史の一部」「信じられないほどの献身」といったコメントが寄せられ、14年にわたる旅の終わりに多くのファンが感情を共有しています。
YouTuberのAntVenom氏は「2011年から今まで、その持続力は圧倒的」と賞賛。別の視聴者は「これは歴史であり、単なるゲームの話ではない」と語っています。
ゲーム文化を形作った“リアルな神話”
Far Landsはもともとバグで生まれた領域であり、公式には存在しないとされていた場所です。そこへ実際にたどり着いたKurtJMac氏の旅は、ゲームの可能性を再定義すると同時に、プレイヤーコミュニティの情熱と継続力を象徴するプロジェクトとなりました。
ゲーム内の距離にして1,200万ブロック。現実の時間にして14年。この記録が示すのは、単なるプレイの結果ではなく、1つのデジタル神話が完成した瞬間であるという点です。
シリーズ自体は今後も続行予定であり、氏は「Far Landsを探索する」という新たな章に突入しています。
ゲームを通じた“長い旅”が遺したもの
KurtJMac氏が成し遂げた「Far Lands到達」は、Minecraft史だけでなく、インターネットとゲーム文化の記録にも刻まれる歴史的な出来事です。14年にわたる歩行と配信、チャリティ活動を通じて築かれたこのプロジェクトは、1人のプレイヤーによって作られた“デジタル冒険譚”の最たる例といえるでしょう。
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