Magic Xが「One Retro 45」を発表!Helio G85搭載で6ボタン対応の懐ゲー特化型ゲーミング機に

MagicXが新たに投入する携帯ゲーム機「One Retro 45」の詳細が明らかになりました。本機は、Sega Dreamcast、Genesis(メガドライブ)、Saturn、Nintendo 64といった往年のゲーム機のエミュレーションを主眼に置いたモデルで、懐かしのゲーム体験を現代の高性能ハードウェアで再現する意欲作です。

Dreamcastや64に最適化された設計

MagicXはこれまで「Zero 40」や「One 35」など、レトロゲーム愛好家向けの製品を複数展開してきましたが、今回の「One Retro 45」はその最新作となります。搭載されるSoCは「MediaTek Helio G85」で、Cortex-A75×2+Cortex-A55×6の計8コアCPU構成と、Mali-G52 MP2 GPUを内蔵。これは同社の「One 35」と同等のスペックで、安定したエミュレーション性能が期待されます。

メモリは4GB、ストレージは64GBを標準搭載。ディスプレイは4.5インチ・1,440×1,080の高解像度仕様で、ドットの細かい2Dグラフィックから3Dまでをくっきりと表示できる設計です。コントローラー部分には、6ボタンレイアウトを採用し、特にGenesisやSaturnといった6ボタン文化のハードに最適化されている点が注目されます。

本体デザインと価格、発売時期は?

デザインも公開されており、MagicXらしいコンパクトで丸みを帯びた筐体に、懐かしさと新しさが共存する外観に仕上がっています。なお、今回の製品名には「Retro 45」ではなく「One Retro 45」というブランド名が正式採用されており、同社のOneシリーズと同一ラインであることが示されています。

価格は約95ドル(約14,000円前後)を予定しており、これまでのMagicX製品と同様、コストパフォーマンスに優れた価格帯です。グローバル発売日は2025年12月予定とされていましたが、今回の発表時点では正式な発売日は未定とされています。

現時点では日本での発売についての情報はありません。

懐かしさと実用性を両立する携帯レトロ機

One Retro 45は、Helio G85という既存チップセットながらも、4.5インチの高解像度液晶や、6ボタン最適化レイアウトなど、ターゲット層を明確に定めた仕様が特徴です。特に、SegaやN64世代のゲームに親しんだ層にとっては、携帯可能かつ再現性の高い体験を提供してくれる可能性があります。

同価格帯の中華系ハンドヘルドゲーム機と比較しても、チップ性能とディスプレイ品質のバランスに優れており、RetroArchやエミュ系アプリを快適に扱いたいユーザーには有力な選択肢となるでしょう。

また、単なるエミュレーター内蔵機ではなく、レトロゲームの文脈に合わせて設計された本格派のハンドヘルドです。Helio G85搭載による十分なパフォーマンス、64GBの内蔵ストレージ、そして1,440×1,080の高解像度液晶と、実用性と遊び心を兼ね備えた1台として注目されます。2025年末の正式リリースを待ちたいところです。