
ASUSは、2026年1月にラスベガスで開催される「CES 2026」において、デュアルスクリーン搭載ノートPC「Zenbook Duo」の最新モデルを発表することを公式に認めました。同社が公開したティザー映像からは、従来の設計を根本から見直した「デュアルバッテリー構成」や、耐久性を向上させた新型ヒンジの採用など、ハードウェア面での大幅な刷新が確認されています。
デュアルバッテリーとヒンジ刷新による筐体構造の進化
ASUSがソーシャルメディアで公開した22秒間のティザー映像において、最も注目すべき技術的トピックは「デュアルバッテリー構成」への移行です。現行の2025年モデル(Zenbook Duo OLED)は75Whの大容量バッテリーを搭載し、Intel Arrow Lakeアーキテクチャによる電力効率の向上も相まって長時間駆動を実現していました。新型モデルではバッテリーを物理的に2基搭載することで、さらなる駆動時間の延長、あるいは重量バランスの最適化を図っていると考えられます。
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— ASUS (@ASUS) December 12, 2025
また、2画面デバイスの生命線とも言えるヒンジ機構についても、「Next level durability(次世代の耐久性)」を謳う改良が施されている点が確認されました。可動部を持つ変則的なフォームファクタにおいて、ヒンジの堅牢性は製品寿命に直結する重要な要素です。この改良により、日常的な開閉に対する信頼性が向上し、モバイルワークステーションとしての実用性がさらに高まったと言えるでしょう。加えて、ディスプレイのベゼル幅も2025年モデルと比較して縮小されており、没入感の高い視覚体験が期待されます。
Panther Lake採用の可能性と入力インターフェースの改良
主要な処理性能を司るプラットフォームについては、Intelの次世代SoC「Panther Lake」の採用が有力視されています。2025年モデルではMeteor LakeからArrow Lakeへの移行によりCPU・GPU性能および電力効率が向上しましたが、2026年モデルではPanther Lakeによるアーキテクチャの刷新が、デュアルスクリーン環境下でのマルチタスク性能や省電力性にどのような恩恵をもたらすかが焦点となります。
インターフェース面においても、物理的な改良が見受けられます。ティザー映像内ではポート配置の再分配が確認できるほか、着脱式の専用Bluetoothキーボードにも変更が加えられています。具体的には、トラックパッドの大型化や、キー自体がリセス(窪み)構造になっているような描写があり、タイピング体験の向上や収納時の密着性を高める意図がある推測されます。これらの変更は、単なるスペックアップに留まらず、実際のユーザーエクスペリエンスを重視したアップデートと言えます。
モバイルPCとしての完成度を高める「実用性重視」のアップデート
新型Zenbook Duoは、奇抜なギミックを備えた実験機という枠を超え、実用的なモバイルPCとしての完成度を着実に高めている印象を受けます。特にデュアルバッテリー化は、2枚のOLEDパネルを駆動するという電力消費の課題に対する、ASUSのエンジニアリング面での回答と言えるでしょう。2026年1月6日のCES 2026での正式発表に向け、具体的なバッテリー容量や重量、そして国内での価格設定に注目が集まります。










