「Lenovo Legion Pro Rollable」の全貌判明、RTX 5090 x 最大24型に拡張するロール式OLED搭載ノートPC

CES 2026での公開が目前に迫る中、Lenovoが開発中のコンセプトモデルに関する衝撃的なリーク情報が浮上しました。それは、ボタン一つでディスプレイサイズを物理的に拡張できるローラブル(巻き取り式)OLEDを搭載したゲーミングラップトップです。

現行最強クラスのスペックと、SF映画のようなギミックを融合させたこの「Legion Pro Rollable」は、モバイルゲーミングの常識を覆す存在となるのか。

16インチが24インチに? デュアルモーターで展開する「PureSight OLED」

今回のリーク情報における最大の焦点は、やはりそのディスプレイ機構にあります。 Windows Latestのレポートによると、本機は通常時には標準的な16インチのラップトップとして機能しますが、筐体に設けられたスイッチを作動させることで、ディスプレイが水平方向に拡張を開始します。

特筆すべきは、その可変性です。ユーザーは用途に応じて、アスペクト比を維持したまま最大24インチまで画面を拡大できるほか、中間の21.5インチで固定することも可能とされています。この機構には、左右から均等にパネルを展開する「デュアルモーター・テンションメカニズム」が採用されており、ローラブルOLED特有の課題である「画面のたわみ」や「巻き取り時の波打ち」を抑制。常にピンと張られたフラットな表示面を維持する設計となっています。

また、パネル自体にはLenovo独自の「PureSight OLED」技術が採用されており、低摩擦素材の使用による巻き取り動作の静音化と長寿命化も図られているとのこと。16インチの携帯性と、デスクトップモニター並みの24インチという作業領域を一台で両立させるこのギミックは、まさに「変態端末」を愛する愛好家たちの心を鷲掴みにする仕様と言えるでしょう。

Lenovo Legion Pro 7i 2025 – simply unbeatable?

中身も怪物級。RTX 5090 & Core Ultra 9 275HXが生む圧倒的パワー

その実験的なフォームファクタとは裏腹に、内部スペックは極めて実践的かつハイエンドな構成となっています。 ベースモデルは市場で高い評価を得ている「Legion Pro 7i」とされており、SoCにはIntelのハイエンドプロセッサ「Core Ultra 9 275HX」を採用。そしてグラフィックスには、NVIDIAのフラッグシップGPU「GeForce RTX 5090」が搭載される見込みです。

この構成は、単に画面が広がるだけのギミックモデルではなく、プロフェッショナルなeスポーツシーンや、高負荷なクリエイティブワークにも耐えうる「真のモバイルワークステーション」を目指していることを示唆しています。 さらに、ハードウェア性能を最大化するためのソフトウェア面も抜かりありません。「Lenovo AI Engine+」をはじめ、「Smart FPS」や「AI Screen Detection」といった最新のAI機能群が実装され、拡張された画面解像度に合わせてフレームレートや電力効率を動的に最適化する仕組みが整えられています。

「持ち運べるデスクトップ」は実現するか。CES 2026での実機公開に期待

本機は、来月開催されるCES 2026にて「Proof of Concept(概念実証モデル)」として展示される可能性が高いと報じられています。 現状ではあくまでコンセプトモデルとしての位置づけであり、そのままの仕様で即座に一般販売されるかは不透明です。しかし、過去にLenovoがローラブルPCのプロトタイプを積極的に公開し、その技術の一部をThinkPad X1 Foldなどの製品に反映させてきた経緯を鑑みると、数年以内の製品化もあながち夢物語ではありません。

特に、出張先やLANパーティー会場で、外部モニターなしに24インチの大画面を展開できるメリットは計り知れません。価格はコンシューマー向けとしては高額になることが予想されますが、唯一無二のロマンと実用性を兼ね備えたこの「Legion Pro Rollable」は、停滞気味なラップトップ市場に一石を投じる重要な一台となるでしょう。まずはCES 2026での実機デモと、詳細な仕様発表が待たれます。