
Appleが新たな廉価版MacBookの発売を計画していると、海外のアナリストらが報じました。 市場調査会社TrendForceのレポートによると、この新モデルはiPhone向けのプロセッサを搭載し、早ければ2026年の春に登場する可能性があるようです。
12.9インチのコンパクト筐体でミッドレンジ市場を狙う
TrendForceのアナリストによると、Appleは2026年春に手頃な価格帯のMacBookを投入する見込みであると報じられています。この背景には、DRAMの供給不足によるラップトップPC全体の価格高騰予測があり、Appleはコストを抑えたモデルでミッドレンジ市場のシェア獲得を狙っているようです。
注目すべきはディスプレイサイズです。この新型MacBookには12.9インチのディスプレイが採用されると予測されています。現行の13インチMacBook Air(13.6インチ)よりもわずかに小さく、かつて販売されていた12インチMacBook(2015年モデル)に近いサイズ感になる可能性があります。
ベゼル幅を狭めることで、標準的なキーボード幅を維持しつつ、非常にコンパクトな筐体を実現できるかもしれません。かつての12インチMacBookは重量が約920g(2ポンド)と軽量で、モバイル用途に特化したモデルとして一部で人気を博していました。今回の新モデルも、持ち運びやすさを重視するユーザーにとって有力な選択肢になりそうです。
M1チップに迫る性能? A18 Pro採用の可能性
スペック面での大きな特徴として、SoCにMac向けのMシリーズチップではなく、iPhone 16 Proに採用されている「A18 Pro」を搭載する可能性があると伝えられています。
かつての12インチMacBookはIntel Core Mプロセッサを採用していましたが、処理性能の低さが課題とされていました。しかし、今回の報道通りA18 Proが搭載されれば、パフォーマンスは大きく改善されるでしょう。 ベンチマークアプリ「Geekbench 6」のスコアに基づくと、A18 Proは2017年の12インチMacBookに搭載されていたIntel Core i5-7Y54と比較して4倍以上の速度であるとされています。さらに、マルチスレッド性能においてはApple M1チップと同等の水準に達しているとのことです。
もしこれが実現すれば、日常的な作業やブラウジング、文書作成においては十分すぎる性能を持つことになります。モバイルOS向けのチップでmacOSを動作させるのか、あるいはiPadOSベースのラップトップとなるのか、OSの仕様については現時点で明らかになっていません。
サブ機として魅力的な選択肢になるか
現時点では日本での発売予定や価格に関する公式情報はありませんが、2026年春の発表が事実であれば、近いうちに詳細な動きがあるかもしれません。
もし「A18 Pro搭載のMacBook」が登場すれば、Macのエントリーモデルとしての位置付けが大きく変わる可能性があります。特に最近のMacBookシリーズは価格が上昇傾向にあるため、ライトユーザーやサブ機を求める層にとっては待望の製品となるでしょう。iPadにキーボードを付けるスタイルとは異なり、クラムシェル型のラップトップとして最適化されたデバイスが出るのであれば、非常に興味深い存在になりそうです。











