Lenovo『ThinkBook 14+/16+ 2026』発表!Ryzen AI 7に99.9Wh電池、TGX端子搭載で約15万8千円の「破格スペック」

Lenovoは中国市場向けに、高性能なモバイルノートPC「ThinkBook 14+ 2026」および「ThinkBook 16+ 2026」を発表しました。新プロセッサ「Ryzen AI 7 H 450」を搭載して処理性能を高めただけでなく、99.9Whという桁外れの大容量バッテリーや、外付けGPUをつなげるTGX端子を備えるなど、隙のない仕様になっています。モバイルノートにデスクトップ並みの機能と、一日中使えるバッテリー持ちを求めるユーザーにとって、見逃せない一台となりそうです。

飛行機持ち込み限界ギリギリのバッテリーと「Ryzen AI 7」

本機最大の特徴は、モバイルノートとは思えないバッテリー容量と処理性能のバランスです。14インチおよび16インチの両モデルとも、飛行機に持ち込める限界ギリギリの99.9Whの大容量バッテリーを搭載しています。これにより、電源がない場所でも長時間作業ができるはずです。充電には140WのGaNアダプターを使用し、電源オフ時には30分で60%まで回復する急速充電にも対応しています。

搭載するプロセッサは、AMDの新型「Ryzen AI 7 H 450」です。8コア16スレッド、最大5.1GHzの動作速度に加え、最大50 TOPSの処理能力を持つAI専用チップ(NPU)も入っており、AI機能を使う際も快適に動作します。グラフィックスには「Radeon 860M」を内蔵しており、軽いゲームや動画編集程度であれば、これ単体でも十分にこなせるスペックです。

メモリは32GB(LPDDR5X)を標準で搭載し、ストレージには1TBの高速なSSDを採用しています。特に嬉しいのは、内部にSSD用のスロットを2つ備え、最大8TBまで増やせる点です。薄型ノートでありながら容量を後から増やせる点は、写真や動画データを大量に扱う人にとって大きなメリットと言えるでしょう。

プロの仕事にも使える画面と「TGX端子」の拡張性

ディスプレイも、映像や画像のプロが使える品質のものが採用されています。

  • ThinkBook 14+: 14.5インチ 3K(3072 x 1920)、リフレッシュレート120Hz

  • ThinkBook 16+: 16インチ 3.2K(3200 x 2000)、リフレッシュレート165Hz

両モデルとも色の表現範囲が広く(DCI-P3 100%)、画面の明るさも500nitsあるため、正確な色が求められるデザイン作業などでもすぐに活躍できます。

接続端子も非常に充実しています。最新のUSB4を2つ、使い慣れたUSB Type-A(3.2 Gen 1)を2つ、HDMI、有線LAN、SDカードリーダーも揃っています。さらに、外付けGPUドックを接続するための「TGX端子」を搭載している点がユニークです。自宅ではTGXを使って高性能なグラフィックボードをつなぎ、重いゲームを遊ぶといった使い分けも可能です。

操作面では、物理的に押し込まない感圧式タッチパッド「ForcePad」を採用。キーボードはしっかりとした押し心地(1.5mm)を確保し、金属製のボディが高い耐久性を実現しています。

モバイルワークステーション級の性能を求めるなら「買い」の一台

価格は両モデルとも6,999元(執筆時点のレートで約15万円前後)から設定されています。最新の高性能チップ、超大容量バッテリー、そしてマニアックなTGX端子を備えながらこの価格帯に抑えられているのは、コストパフォーマンスが非常に高いと言えます。

現時点では中国市場での先行発売となりますが、ThinkBookシリーズは日本でも人気があり、国内発売も十分に期待できます。特に14インチという持ち運びやすいサイズで、これだけのバッテリーと機能を詰め込んだ製品はめずらしく、「持ち運べるメインマシン」を探している方にとって、間違いなく有力な候補となる一台です。