ASUS新型『Zenbook Duo UX8407』はPanther Lakeと99Wh電池を搭載。ヒンジ改良で隙間をなくした「2画面OLED」の決定版

ASUSの2画面ノートPCが、さらに使いやすくなって登場しました。新型『Zenbook Duo UX8407』は、Intelの最新プロセッサ「Panther Lake」を搭載し、前モデルで弱点だったヒンジ部分を新しく作り直しています。バッテリー容量も大幅に増え、2つの画面の継ぎ目も気にならなくなったことで、持ち運べる作業環境としての完成度が大きく上がりました。単に珍しいだけでなく、プロの道具として「しっかり使える」一台に進化した本機の特徴を解説します。

Panther Lake採用と99Whバッテリーで長時間駆動を実現

この製品の最大の注目点は、Intelの最新技術である「Panther Lake」プロセッサを採用していることです。Notebookcheckのレビューによると、省電力設定でも十分な性能を発揮し、普段の作業ならファンの音を気にすることなく快適に動くとされています。

さらに、バッテリー容量は前モデルの75Whから「99Wh」へと大きく増えました。2つの高解像度OLEDパネルを動かすため電力消費は激しいはずですが、それでも非常に長いバッテリー駆動時間を実現しています。

ディスプレイも進化しており、上下ともに最大輝度500ニト(HDR時1000ニト)、リフレッシュレート144Hzのタッチ対応OLEDパネルを搭載しています。2つの画面で画質の差がないため、ウィンドウを移動させても違和感がなく、作業に集中できる仕様となっています。

隙間を小さくした新ヒンジと「打ち心地」にこだわったキーボード

本体の設計で最も重要な改善点は「ヒンジの作り直し」です。これまでのモデルでは上下画面の間の枠(ベゼル)が目立ち、2画面を縦に並べて使うときに見にくいという課題がありましたが、UX8407ではこの隙間が大幅に狭くなりました。また、背面のスタンドのデザインも見直され、開いたときの安定感が増しています。

キーボードへのこだわりも際立っています。取り外しできるBluetoothキーボードは、キーの押し込み深さ(ストローク)が1.7mm確保されており、一般的な薄型ノートPCよりも快適な打ち心地を提供します。キーボード自体の強度も高く、本体から外して使うときもたわみを感じることはありません。これにより、「画面を広く使いながら、手元で快適にタイピングする」という2画面PCならではの使い方が、より実用的になりました。

外出先でマルチモニター環境を作りたいユーザーにとっての「ベストな選択」

本体は前モデルと比べてわずかに厚くなっていますが、99Whという大容量バッテリーとしっかりした本体の作りを考えれば、納得できるバランスと言えます。もちろん、軽さと薄さだけを求めるなら、同じくらいの性能を持つ普通のノートPCのほうが適しています。

しかし、外出先でマルチモニター環境を作りたいエンジニアやクリエイターにとって、本機はとても理にかなった選択肢です。Panther Lakeによる処理能力と電力効率の向上、そしてハードウェアとしての完成度を高めた『Zenbook Duo UX8407』は、2画面モバイルノートを探しているユーザーにとって、間違いなく「選ぶべき一台」となるはずです。