ミニPCユーザー待望の『KeyGo Gen 2』出資開始!13インチ画面とキーボードが合体、ドライバー不要でOS問わず使える「万能ドック」が約4万円

高性能なミニPCやシングルボードコンピュータ(SBC)の性能を、場所を選ばずに引き出せるユニークな周辺機器が登場しました。ディスプレイとキーボードが一体化した『KeyGo Gen 2』は、PC本体と接続するだけでノートPCのような操作環境を構築できるデバイスです。前モデルからディスプレイ解像度を向上させ、スピーカーも新たに搭載するなど実用性を強化。現在Kickstarterにてクラウドファンディングが進行中で、ミニPCユーザーやサーバー管理者にとって、見逃せない一台となりそうです。

13インチ画面とRGBキーボードを統合した「持ち運べるコンソール」

『KeyGo Gen 2』の最大の特徴は、クラムシェル型のノートPCから「PC本体」を取り除いたような独特のフォームファクタです。13インチのタッチスクリーンと物理キーボードがヒンジで結合されており、使用しない時は折りたたんで携帯できます。

前モデル(Gen 1)では12.8インチ(1920 x 720)という特殊なアスペクト比の液晶が採用されていましたが、Gen 2では13インチへとわずかに大型化し、より高解像度なパネルへと刷新されました。リフレッシュレートは60Hzを維持しつつ、10点マルチタッチに対応しているため、Windows等のOS操作も直感的に行えます。

また、筐体サイズは約320 x 150 x 20mm(12.6 x 5.9 x 0.8インチ)、重量は約1kg(2.2ポンド)と、一般的なモバイルノートPCと同等の携帯性を確保しています。今回からキーボードには調整可能なRGBバックライトが搭載され、新たにスピーカーも内蔵されたことで、メディア視聴用端末としての使い勝手も向上しています。

ドライバー不要の「USB-C接続」がもたらす汎用性の高さ

本機は単なるサブディスプレイではなく、入力デバイスを兼ねた「コンソール」として機能します。接続インターフェースにはUSB Type-Cポートを2基備えており、USB PD(Power Delivery)による給電に対応しています。

特筆すべきは、ディスプレイが「通常の外部モニター」として認識される点です。専用ドライバーのインストールが不要なため、WindowsやmacOSだけでなく、Linuxを搭載した開発ボードや、BIOS画面の操作が必要なメンテナンス用途でも即座に使用可能です。ミニPCを外出先で使いたい場合はもちろん、メインマシンの手元に置くセカンドスクリーン兼サブキーボードとしても活用できるでしょう。

なお、ストレッチゴールとして、キー配列の追加やBluetooth接続への対応も計画されています。基本的には有線接続での安定性を重視しつつ、無線化の可能性も残されている点は、ガジェット好きの心をくすぐる仕様です。

ミニPC運用の「ラストワンマイル」を埋める有力な投資先

Kickstarterでの出資額は280ドル(記事執筆時点のレートで約43,000円)からとなっており、別途送料が必要です。製品の出荷は2026年5月を予定しています。クラウドファンディング特有のリスクとして、製品開発の遅延や計画中止の可能性はゼロではありませんが、前モデルである初代KeyGoが出資者へ無事に出荷され、スペック通りの仕様を満たしていた実績は安心材料と言えます。

ミニPCはモニターとキーボードがないとただの箱になりがちですが、本機はその課題をスマートに解決します。モバイルモニターとキーボードを別々に持ち歩く煩わしさから解放されたい方や、外出先でもいつものミニPC環境で作業したい方にとって、この『KeyGo Gen 2』は間違いなく買いの一台です。