中国市場で新たに登場した小型PC「DeskOne T2」は、AMDの最新APU「Ryzen AI 9 HX 370(Strix Point)」を搭載した高性能モデルです。
1.3Lという超小型筐体ながら、OCuLinkや2.5G LAN×2など、拡張性にも注力した構成が特徴です。
Ryzen AI 9 HX 370搭載で高負荷作業にも対応
Topfeelが手がける「DeskOne T2」は、Zen 5アーキテクチャに基づくRyzen AI 9 HX 370を搭載したミニPCで、12コア24スレッドの強力なマルチスレッド性能を誇ります。
インテルのCore Ultra 9 285Hに匹敵する性能とされており、動画編集や開発環境など、CPU負荷の高い作業にも対応可能です。

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小型筐体ゆえに専用GPUは非搭載ですが、内蔵の「Radeon 890M」も比較的高性能で、軽めのゲームや日常的なグラフィック処理であれば十分な性能を発揮します。
加えて、外付けGPU(eGPU)との高速接続を可能にするOCuLinkポートも搭載しており、必要に応じたグラフィック強化も可能です。
拡張性に優れたポート構成と冷却性能
DeskOne T2のI/Oポートは非常に充実しており、以下のような構成となっています。
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HDMI 2.1 / DisplayPort 2.1
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USB4 Type-C ×2
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USB 3.2 Gen2 Type-A ×2
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USB 3.2 Gen1 Type-A ×1
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USB 2.0 Type-A ×1
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デュアル2.5Gbps LANポート
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OCuLinkポート
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3.5mmオーディオジャック
筐体は陽極酸化処理されたアルミニウム製で、コンパクトながらも剛性の高い設計です。冷却面では、大型ファン1基と4本のヒートパイプによる冷却システムを採用し、高性能APUの熱を効率よく処理します。
メモリはDDR5-5600に対応し、SODIMMスロット×2で最大128GBまで搭載可能。ストレージもM.2スロットを3基備えており、柔軟な構成が可能です。

価格は約3.4万円から、日本発売は未定
価格はRyzen 7 H 255(Zen 4ベースの8コア)を搭載したベーシックモデルが2399元(約3.4万円)から、高性能なRyzen AI 9 HX 370と32GBメモリ、1TBストレージを搭載した上位構成が5499元(約7.7万円)となっています。
なお、現時点では日本国内での発売は未定です。ただし、同クラスの「Strix Point」搭載ミニPCとしては、Minisforumの「AI X1 Pro」がAmazonで1250ドル(約18万円)前後で販売されています。
DeskOne T2は、最新のRyzen AI 9 HX 370を搭載しながらも、1.3Lという小型筐体にOCuLinkやデュアル2.5G LANなど充実した拡張性を備えたミニPCです。国内発売は未定ですが、スペック重視のユーザーにとっては注目すべき新製品といえるでしょう。











