Appleは2025年10月15日、新型「MacBook Pro 14インチ(M5チップ搭載)」を正式発表しました。AI処理性能の大幅な向上や最大24時間のバッテリー駆動といった進化を果たしながらも、価格は248,800円(税込)からと据え置き。国内でも10月22日から発売されます。
最大3.5倍のAI性能、メモリ帯域も大幅増加
M5チップは、各CPU・GPUコアにNeural Acceleratorを内蔵し、前世代のM4チップ比で最大3.5倍のAIパフォーマンスを実現しています。M1チップとの比較では最大6倍とされ、AI処理を多用するアプリケーションでの性能差は大きくなっています。

また、メモリ帯域幅は153GB/sに達し、M4の120GB/sから30%以上の向上。標準搭載のユニファイドメモリも16GBと強化され、大規模なAIモデルや3Dアプリケーションの操作にも対応可能です。ストレージは最大4TBまで選択でき、SSDのパフォーマンスも従来比で最大2倍高速化されています。
グラフィックス性能も強化され、M4モデルと比較して最大1.6倍の性能向上。ゲームにおいてはフレームレートが1.6倍向上し、Blenderでの3DレンダリングやXcodeによるビルドでも最大1.7倍〜1.2倍のパフォーマンス向上が確認されています。
環境配慮と新EU規制への対応も進化
本体はスペースブラックとシルバーの2色展開で、筐体には100%再生アルミニウムを使用。再生素材の使用率はM4モデルの35%以上から、M5では45%にまで引き上げられています。
なお、EU圏内では電子廃棄物削減の新規制に対応し、MacBook Proには充電器が同梱されず、USB-C to MagSafe 3ケーブルのみが付属する形となります。日本や米国では従来どおり70WのUSB-C電源アダプタが同梱される予定です。
M1〜Intel世代からの買い替えには最適な選択肢
今回のM5モデルでは、AI性能やストレージ速度、バッテリー持続時間などあらゆる面での性能向上が確認されました。特に旧Intelモデルや初期のAppleシリコン(M1)搭載Macからの乗り換えであれば、CPU最大5.5倍、AI最大86倍といった大幅な進化が得られます。

一方で、M4モデルとの違いは「メモリ帯域幅」「SSD速度」「GPU処理効率」などプロ向けタスクでの差に留まり、一般ユーザーにとってはやや判断が難しいかもしれません。とはいえ、価格が据え置きである点を踏まえると、将来を見据えた選択肢として十分に検討に値するモデルといえるでしょう。
発売日・価格・予約情報
-
発表日:2025年10月15日
-
発売日:2025年10月22日(水)
-
価格:248,800円(税込)〜
-
カラー展開:スペースブラック/シルバー
-
日本モデルには70W USB-C電源アダプタが同梱
国内のApple公式ストアや認定販売店にて予約受付が開始されています。特にAIやグラフィック系の作業を日常的に行うユーザーには、M5搭載モデルは最もバランスの取れたアップグレードモデルといえるでしょう。











