靴にモーター?Nikeの次世代eシューズ「Project Amplify」を発表!モーター搭載で歩行とランをアシスト

ナイキが新たに発表した「Project Amplify」は、モーターとバッテリーを内蔵し、歩行やランニングを物理的にアシストする“eシューズ”です。坂道も平地のように感じられる次世代シューズとして、アスリートの運動効率向上や、身体機能に課題を抱える人々の移動支援を目指しています。

モーターとバッテリーで歩行・ランを物理アシスト

Project Amplifyは、ナイキが開発を進めるモーター内蔵型のフットウェアプロジェクトです。電動自転車(e-bike)のように、モーターとバッテリーによるサポートで、歩行やランニングをより少ない負荷で行えるよう設計されています。

内部には下腿部や足首の自然な動きを支える「モーター駆動の関節ユニット」が組み込まれており、ユーザーの動作に応じて動力がアシスト。特に登り坂ではその効果が顕著で、平地を歩いているかのような感覚になるといいます。

この構造により、日常的な運動を負担なく続けやすくなり、目標達成までの時間短縮や運動モチベーションの向上が期待されています。

バッテリーは着脱式、モーターなしでも使用可能

Project Amplifyは、見た目こそ通常のスニーカーに近いものの、脚部に装着するストラップ式のバッテリーパックを通じて給電されます。このバッテリーは簡単に着脱可能で、家庭などでの充電も容易です。

また、モーター駆動をオフにすれば通常のスニーカーとしても使用できる設計で、運動目的や体調に応じて切り替えられる汎用性の高さも特徴です。

なお、今回の初期モデルは「1kmあたり6〜8分のペースで走る一般的なアスリート」を主な対象としており、プロフェッショナルランナー向けではないとされています。

発売は数年後か、日本展開は未定

Nikeによると、Project Amplifyは現在まだ試作段階にあり、商用リリースは「今後数年以内を予定」としています。具体的な発売日や価格、日本国内での展開予定などは明らかにされていません(2025年10月時点)。

ただし、同社はこのプロジェクトを「スポーツの未来への第一歩」と位置づけており、今後の展開にも注目が集まります。

ランナー向けシューズにモーターアシストというアプローチは、まさに“e-bikeの次”ともいえる試みです。スポーツ分野に限らず、リハビリテーションや高齢者の歩行補助といった領域にも応用可能性があり、ハードウェア×運動領域の進化を象徴する存在となりそうです。