
Nothingらしい個性と実用性を両立した最新ミドルレンジ、「Nothing Phone (3a)」。透明な背面デザインとGlyphライトという独自のギミックはそのままに、性能・ディスプレイ・バッテリー・AI機能まで着実にアップデートされました。
Snapdragon 7s Gen 3による普段使いに十分なパフォーマンス、3000nitの高輝度AMOLEDディスプレイ、50W急速充電対応の5000mAhバッテリー、そして新搭載の「Essential Key / Essential Space」など、ミドル帯では珍しい尖った構成が揃っています。
見た目だけの“変わり種”ではなく、日常の使い勝手をしっかり押さえたバランスの良さも魅力。今回は、実機レビューをもとに、デザイン・操作感・ディスプレイ・カメラ・AI機能を総合的にチェックしていきます。
※本製品は日本版ではなくグローバル版になります。技適の有無やFelicaの有無については事前に確認した上で購入してください。
それでは、詳しく見ていきましょう!
Nothing Phone (3a)の基本情報をチェック!
レビューの前に「Nothing Phone (3a)」のスペックを確認しておきましょう。
グローバル版のためFelicaは非対応です。また、デバイス情報で確認したところ、技適はありました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| OS | Android 15(Nothing OS 3.1) |
| SoC | Snapdragon 7s Gen 3 |
| RAM | 8GB / 12GB |
| ROM | 128GB / 256GB(microSD非対応) |
| ディスプレイ | 6.77インチ AMOLED(フルHD+ 2392×1080)リフレッシュレート:最大120Hz(可変 30〜120Hz)タッチサンプリング率:1000Hzピーク輝度:3000nitPanda Glass |
| サイズ | 163.52 × 77.50 × 8.35 mm |
| 重量 | 201g |
| バッテリー | 5000mAh最大50W急速充電(有線 / USB PD)ワイヤレス充電:非対応 |
| 背面カメラ | 50MP(標準・1/1.57″・OIS)8MP(広角・1/4″ F2.2)50MP(光学2倍望遠・1/2.75″ F2.0) |
| 前面カメラ | 32MP |
| SIM | デュアルSIM(Nano-SIM + Nano-SIM) |
| 防水防塵 | IP64 |
| 指紋認証 | 画面内 |
| その他機能 | Glyphインターフェース(背面LED), Essential Key / Essential Space(AI機能搭載キー), Always-on Display |
| カラー | ブラック / ホワイト / ブルー |
Nothing Phone (3a)を開封!同梱物をチェック
↓パッケージはこちら。黒を基調としている箱に白と赤のLenovoは世界観が出ています。

↓同梱物は、スマホ本体、USB Type-Cケーブル、クイックスタートガイドですね。

Nothing Phone (3a)の外観・デザインをチェック!
カラーはブラック、ホワイト、ブルーと展開されていますが、今回はホワイトを購入しています。

Nothing Phone (3a)最大の特徴は、透明な背面デザインとGlyphインターフェース。強化ガラス越しに内部パーツが見えるスケルトン構造は、他のスマホにはない存在感がありますね。
背面LED「Glyphライト」は通知や着信を光で知らせるNothing独自の機能。
Phone (3a)ではライトが細かく分割され、光り方の表現がより豊富になってます。スマホを伏せていても、相手ごとに設定したパターンで着信を判別できるなど、実用性もGood。
タイマーの残り時間や充電状況を光で表示するなどユニークな使い方も可能で、点灯パターンはカスタマイズにも対応。通知を受け取るだけでなく、スマホそのものを“演出”できるのが魅力ですね。
底部には↓のようにType-CとSIMカードスロット、スピーカーがついています。

左側には音量調節ボタン。

右側には↓のように電源ボタンとEssential Keyがあります。Essential Keyについては後ほど触れます。

サイズ・重量感は?
重量は204gです。

厚さは実測で8.1mmです。

Nothing Phone (3a)の性能・パフォーマンスは?
Nothing Phone (3a)はSnapdragon 7s Gen3を搭載してます。
ライトユースは快適ですが、本格的なヘビーユースには向いていません。
ミドルレンジとしても標準的なパフォーマンスでしょう。
ベンチマークスコアはGeekbench 6によると、シングルコア1,165、マルチコア3,230でした。

GPUスコアは3,308となっています。

参考までに、最近レビューした機種のシングルコア・マルチコアスコアは↓の通り。
| SoC | Device | Single-Core | Multi-Core |
| Snapdragon 8 Gen 3 | ROG PHONE 8 | 2280 | 7252 |
| Snapdragon 8 Gen 3 | Lenovo Legion Y700 2025 | 2247 | 6983 |
| Dimensity 9300+ | Xiaomi 14T Pro | 2096 | 6902 |
| Snapdragon 8 Gen 3 | Xperia 1 VI | 2213 | 6686 |
| Snapdragon 8s Gen 4 | POCO F7 | 2079 | 6476 |
| Snapdragon 8 Gen 2 | Xperia 1 V | 2023 | 5235 |
| Snapdragon 7+ Gen 3 | iPlay 70 Ultra | 1871 | 5018 |
| Apple A15 Bionic | iPad mini6 | 2067 | 4894 |
| Snapdragon 8s Gen 3 | POCO F6 | 1874 | 4828 |
| Snapdragon 8+ Gen 1 | Zenfone 9 | 1809 | 4559 |
| Snapdragon 7+ Gen 3 | Xiaomi Pad 7 | 1875 | 4991 |
| Dimensity 8300-Ultra | POCO X6 Pro | 1191 | 3951 |
| Snapdragon 870 | Lenovo Legion Y700 | 1306 | 3507 |
| Snapdragon 870 | Xiaomi Pad 6 | 1304 | 3289 |
| Snapdragon 7s Gen3 | Nothing Phone (3a) | 1165 | 3230 |
| Dimensity 8020 | Blackview BL9000 | 1111 | 3140 |
| Google Tensor G2 | Pixel 7 Pro | 1341 | 3044 |
| Snapdragon 7s Gen 2 | POCO Pad | 1034 | 3010 |
| Apple A12 Biocnic | iPad mini5 | 1343 | 2973 |
| Snapdragon 6 Gen 1 | Alldocube iPlay 60 mini Turbo | 939 | 2902 |
| Dimensity 7050 | Cubot Kingkong X | 967 | 2474 |
| UNISOC T820 | Anbernic RG556 | 871 | 2470 |
| Dimensity 7050 | Lenovo Tab P12 | 954 | 2353 |
GPUスコアは↓の通りです。
| SoC名 | 搭載機種名 | スコア |
| Apple A15 Bionic | iPad mini6 | 19373 |
| Snapdragon 8 Gen 3 | ROG PHONE 8 | 14486 |
| Snapdragon 8 Gen 3 | Lenovo Legion Y700 2025 | 14402 |
| Snapdragon 8 Gen 3 | Xperia 1 VI | 14099 |
| Snapdragon 8s Gen 4 | POCO F7 | 13417 |
| Dimensity 9300+ | Xiaomi 14T Pro | 12367 |
| Apple A12 Bionic | iPad mini5 | 8863 |
| Snapdragon 8s Gen 3 | POCO F6 | 8821 |
|
Snapdragon 7+ Gen 3 |
Xiaomi Pad 7 | 7908 |
| Snapdragon 7+ Gen 3 | iPlay70 mini Ultra | 7816 |
| Snapdragon 8 Gen 2 | Xperia 1 V | 7138 |
| Snapdragon 8+ Gen 1 | Zenfone 9 | 6136 |
| Dimensity 8300-Ultra | POCO X6 Pro | 4707 |
| Google Tensor G2 | Pixel 7 Pro | 4464 |
| Dimensity 8020 | Blackview BL9000 | 4328 |
| Snapdragon 870 | Lenovo Legion Y700 | 3365 |
| Snapdragon 7s Gen3 | Nothing Phone (3a) | 3308 |
| Snapdragon 870 | Xiaomi Pad 6 | 3274 |
| Dimensity MT8791 | Alldocube iPlay 70 mini Pro | 2497 |
| Dimensity 7050 | Headwolf FPad7 | 2360 |
| Dimensity 7050 | Lenovo Tab P12 | 2335 |
| Dimensity 7050 | Cubot Kingkong X | 2257 |
| UNISOC T820 | Anbernic RG556 | 2218 |
| Helio G95 | POCO M5s | 2142 |
| Snapdragon 7s Gen 2 | POCO Pad | 1789 |
| Snapdragon 695 5G | dtab Compact d-52C | 1346 |
Nothing Phone (3a)のディスプレイは?

Nothing Phone (3a)は、約6.77インチのフルHD+(2392×1080)フレキシブルAMOLEDディスプレイを搭載しています。リフレッシュレートは最大120Hzまで対応しており、普段のスクロールから動画視聴まで滑らかに楽しめます。タッチサンプリングレートは1000Hzとかなり高めで、入力の追従性も良好です。
ピーク輝度は3000nitに達し、前モデルから大きく向上しました。実際に屋外で使ってみても視認性が高く、日差しの強い場面でも地図やSNSがしっかり読めました。
画面保護には Panda Glass を採用し、Always-on Display(常時表示)にも対応しています。
リフレッシュレートの設定は標準で「ダイナミック」になっていて、アプリや表示内容に応じて自動的に切り替わります。これにより、滑らかさとバッテリー持ちのバランスが取れているのが好印象でした。
また、4辺均等のスリムベゼル設計になっており、画面占有率が高いことも特徴です。動画やゲームを表示したときに視界いっぱいに広がる感じがあり、没入感はなかなかのものでした。
Nothing Phone (3a)のサウンドは?

Nothing Phone (3a)はステレオスピーカーを搭載しており、音量もしっかり出ます。音のクリアさも十分で、ミドルレンジ帯のスマホとしてはかなり健闘している印象です。
音質自体は“ミドルレンジ以上”といえるレベルで、低音の厚みはそこまで強くないものの、ボーカルの声はしっかり前に出て聴きやすいです。
音楽や動画鑑賞を日常的に楽しむうえで、不満なく使えるスピーカーだと感じました。
Nothing Phone (3a)のカメラ性能は?

Nothing Phone (3a)は、望遠レンズまで備えたトリプルカメラを搭載しています。
アウトカメラは、約5,000万画素(広角)、約800万画素(超広角)+約5,000万画素(望遠)の3眼構成です。
インカメラは、約3,200万画素の標準レンズのシングルカメラ仕様です。
立ち止まったままの撮影なら明るく、綺麗に撮れます。一方で、動きがあるシーンだとやや手ブレしやすいのが気になりますね。
↓以下作品例、iPhone 16 Proと比較すると少し写りがぼやけているように感じましたが、ミドルレンジのスマホとしては良いのではないでしょうか。

実際に使ってみましたが、低価格ながら様々なシーンに対応でき、そこそこ綺麗に撮れるので、カメラ性能はミドルレンジ同等かそれ以上にいい性能かと。
特に、広角は日中から暗所まで、明るく鮮明に撮影可能。望遠もあるので、少し離れた被写体にパッと寄って撮れるのはいいです。
Nothing Phone (3a)のバッテリー性能は?

Nothing Phone (3a)は5000mAhの大容量バッテリーを搭載しています。最大50Wの急速充電(USB Power Delivery対応)にも対応していてGood。
電池持ちも良好で、一般的な使い方であれば1日は余裕をもって使えます。
筆者の環境では、Web閲覧やSNSを中心に使用し、ゲームや長時間の動画視聴はしない状態で、就寝時にバッテリーが30%ほど残っていました。
ワイヤレス充電には非対応ですが、急速充電が使えるため実用上は特に困る場面はありませんでした。もちろん、利用スタイルや設定によってバッテリー持ちは変わりますが、ネット検索やSNS中心のユーザーであれば、バッテリーを気にせず1日使える安心感があります。
Essential Key & Spaceは良いが….

Nothing Phone (3a)では、新たに本体右側面に「Essential Key(エッセンシャルキー)」が追加されました。このボタンを押すと、AIを活用した新機能「Essential Space」にアクセスできます。
Essential Spaceでは、スクリーンショットやボイスノートの保存ができるほか、カメラを起動して気になるカフェを撮影すると、AIが店名や場所を自動で認識して整理してくれる──という使い方が想定されています。撮影内容に対してToDoを作ったり、次に必要な情報を提案してくれるなど、メモアプリ+AI秘書のような動作を目指しているようです。
また、唯一の不満点として、Essential Keyの配置位置が電源ボタンに近く、押し間違えが起きやすいことが挙げられます。便利な機能なだけに、今後の改善に期待したいところです。
総括:高い実用性に遊び心を持たせた魅力的なスマホ

美しいデザインとバランスの取れた性能で、ミッドレンジスマートフォンとしてもかなり優秀。遊び心がありつつ、実用性が高いスマホです。
- 120 Hz × 3 000 nits の大画面
- Snapdragon 7s Gen3&トリプルカメラ搭載
- Nothing独自の背面デザイン+Essential KeyなどのAI 機能で+αな機能が盛りだくさん
ハイエンドほどの圧倒的性能や IP67 クラスの完全防水を求めるなら他機種がの方が魅力的に感じますが「個性な見た目とカメラの質、値段のバランスが高いスマホ」などを求めるユーザーには最適解なスマホと言えるでしょう。
Nothing Phone (3a)はどこで買えるの?
今回レビューした本製品「Nothing Phone (3a)」はAmazon, 楽天, AliExpressにて購入できます。
公式サイトはこちら
Amazon:こちらのページで購入が可能です。
楽天:こちらのページで購入が可能です。
AliExpress(グローバル版のみ):こちらのページで購入が可能です。
ただし、AliExpressでは日本版ではなくグローバル版での入手なのでその点ご注意ください。
その分値段が安くなったりするので気にしない方はAliExpressで購入した方がお得かもしれません。(技適はあります。)
以上、Nothing Phone (3a)のレビューでした。
気になった方はぜひ購入してみてください!
※当サイトでは事実に基づき客観的なレビューを心がけていますが、評価や印象には個人差がある点をご理解ください。













