RingConn Gen 3が登場。血圧リスク推定とハプティック通知を追加しバッテリーも強化、月額費ゼロで使えるスマートリングの決定版となるか

CES 2026において、スマートリング市場の有力なチャレンジャーであるRingConnから、最新モデル「RingConn Gen 3」が発表されました。市場の王者であるOura Ringに対し、本機は「サブスクリプション不要」という強力なメリットを維持しつつ、ユーザーからの要望が多かった「振動モーター」と、健康管理の新たな指標となる「血圧リスク警告機能」を追加しています。ハードウェアとしての完成度を高め、機能性を大幅に拡張した本機の詳細と、市場におけるインパクトについて解説します。

センサー解析による血圧リスクの可視化とハプティックフィードバック

本機最大の特徴は、新たに実装された「血圧リスク警告機能」です。ただし、これはカフ(腕帯)を用いる医療グレードの血圧測定とは異なり、心拍数センサー、SpO2(血中酸素飽和度)センサー、加速度センサー、皮膚温度センサーから得られる複合データを解析し、高血圧のリスクが高い状態を推定する仕組みを採用しています。Circular Ring 2など一部の競合機で見られるアプローチと同様、日常的な傾向把握やリスクの早期発見を促すための機能と位置付けられています。

また、ハードウェア面での大きな進化として、振動モーターによる「ハプティックフィードバック」が搭載されました。これにより、フィットネス目標の達成時や、生体データに異常値を検知した際に、リングが振動してユーザーに通知を送ることが可能になります。画面を持たないスマートリングにおいて、スマートフォンを見ずにステータスを把握できる振動機能は、実用性を大きく向上させる要素です。

バッテリー持続時間の延長とデザインバリエーションの拡充

筐体には引き続き防水仕様のチタンケースが採用されていますが、デザインの選択肢は大きく広がりました。カラーは「マットブラック」「ブラッシュドシルバー」「ポリッシュドシルバー」「ロイヤルゴールド」「ポリッシュドローズゴールド」の全5色。サイズもUS6から15までと、幅広く展開されています。

バッテリー性能についても改良が加えられています。前モデルであるGen 2およびGen 2 Airは、1回の充電で10日から12日という長寿命を実現していましたが、Gen 3ではこれをさらに上回るバッテリー持続時間が予告されています。具体的な数値はまだ公表されていませんが、振動モーターという電力消費パーツを追加しながらも駆動時間を延ばしている点は、電力効率の最適化が進んでいる証拠と言えるでしょう。

ランニングコストゼロで運用できる高機能スマートリングの決定版

現時点で価格と発売日は未定ですが、RingConn Gen 3の最大の強みは、Oura Ringなどの競合製品とは異なり「有料サブスクリプションが不要」である点です。月額費用なしですべての健康データにアクセスできる仕様は、長期的な運用コストを重視するユーザーにとって代わりがない魅力です。

血圧リスクの推定はあくまで参考レベルにとどまりますが、バイブレーション通知の追加やバッテリー寿命の改善など、ウェアラブル端末としての「基礎体力」は着実に向上しています。サブスクリプションモデルに抵抗感があり、かつ機能面で妥協したくないユーザーにとって、本機は間違いなく「買い」の選択肢となるでしょう。日本国内での正式な価格発表などの続報は見逃せません。