Wi-Fi搭載AIレコーダー『ANYPIN Note Pod P1』がKickstarterで公開!64GB・15時間駆動、GPT-5で会話を丸ごと検索

身に着けるだけで会話を自動で記録し、AIが文字起こしや要約までこなしてくれる──そんなピン型デバイス「ANYPIN Note Pod P1」がクラウドファンディングに登場しました。Wi-Fiによる高速データ転送、GPT-5を使った賢い検索機能、話している人を自動で聞き分ける技術などを詰め込んだ一台です。本体には64GBのストレージを内蔵し、最大15時間の連続録音に対応。早期支援価格はHK$1,164(約22,800円)で、届くのは2026年4月の予定です。

録音・文字起こし・翻訳をこなすピン型デバイスの中身

ANYPIN Note Pod P1は、クリップ・ストラップ・バックプレートの3つの方法で身に着けられる小型デバイスです。ボタンひとつで録音がスタートし、録音したデータはWi-Fiで自動的にクラウドへ送られます。メーカーいわく、Bluetoothと比べて最大20倍速いとのことです。

文字起こしの精度は、雑音の少ない環境で最大98%をうたっています。「空間話者分離」と呼ばれる技術により、自分の声と相手の声をはっきり区別できる点が特徴です。対応言語は120以上で、2つの言語が混ざった会話の文字起こし・翻訳にも対応するため、海外とのやり取りが多い場面でも使えます。

ストレージは64GBを内蔵しており、バッテリーは380mAhで最大15時間の連続録音が可能です。朝から夕方まで会議が続いても、容量や電池切れを心配せずに使える計算です。録音データは本体上で暗号化され、クラウドに送った後もデータは保護されます。

録音の「その後」が便利──AI要約・検索・自動オンオフ

このデバイスの見どころは、録った後のAI処理にあります。会話の内容はトピックごとに自動で分類され、AIが大事なポイントと次にやるべきことを抜き出してくれます。1日の終わりには「今日のまとめ」が自動で作られるので、その日の決定事項をざっと振り返るのにも便利です。

検索にはGPT-5が組み込まれており、キーワードや話の流れから「あのとき何を言っていたか」をすぐに探し出せます。見つけた箇所の音声にそのまま飛べるので、聞き直しに手間がかかりません。

面白いのは、録音の開始と停止を自動でコントロールする機能です。会議が始まったりスケジュールの時間が来たりすると自動で録音が始まり、自宅や機密性の高い部屋に入ると自動で止まる仕組みになっています。「録音ボタンを押し忘れた」がなくなる設計です。

最新のAI録音デバイス

早期支援価格は約22,800円(HK$1,164)。色はメテオライトグレーとコスミックブルーの2色で、充電スタンド・クリップ・ストラップ・ケーブルが付き、1年保証も付いてきます。ただし、配送先は今のところ米国のみで、日本への直送には対応していません。

機能だけで見れば、すでに市場にあるPlaud NoteOmi Pendantといったライバル機に対して、Wi-Fi高速転送・GPT-5検索・話者の聞き分け・64GBの大容量で勝負を仕掛ける、かなり欲張りな内容です。約2.3万円という価格も、定価229ドルの35%オフとして十分お得に見えます。

最新のAI録音デバイスをいち早く試してみたい方、会議や打ち合わせの記録をまるごとAIに任せたい方にとっては、目を通しておく価値のあるプロジェクトです。続報は要チェックです。