OnePlusが新シリーズ「Turbo」始動!Snapdragon 8s Gen 4派生SoCや9000mAh級バッテリーを示唆か

OnePlus総裁Louis Lee氏は、同社の新たなスマートフォンラインナップとなる「Turbo」シリーズの立ち上げを正式に認めました。OnePlusは近年、リフレッシュレート165Hzディスプレイを搭載した「OnePlus 15」や、Snapdragon 8 Gen 5を初搭載した「Ace 6T」など、パフォーマンス重視の姿勢を鮮明にしています。今回発表されたTurboシリーズは、その流れを汲みつつ、特に「バッテリー寿命」と「ゲーミング性能」に特化したミッドレンジ帯の製品として展開される見通しです。

9000mAhの大台へ、長時間駆動と処理性能を両立する驚異のスペック

リーク情報およびWeiboでの公式発言によると、Turboシリーズは2026年1月に2機種の投入が予定されています。最大のトピックは、スマートフォンとしては異例とも言える9,000mAh前後の超大容量バッテリーの搭載です。 先日発表されたフラッグシップモデル「OnePlus Ace 6T」でさえ、同社最大となる8,300mAhのバッテリーを搭載し話題となりましたが、Turboシリーズはそれをさらに上回る容量を実現するとされています。これにより、長時間のゲーミングや高負荷なタスクにおいても、モバイルバッテリー(例:Ugreen 25Kなど)に依存することなく一日中稼働できるスタミナが期待されます。

また、心臓部となるSoCには「Snapdragon 8s Gen 4」のカスタマイズ版が採用されるとの情報があります。これは現行の最上位チップ(Gen 5)ではないものの、コストを抑えつつハイエンドに迫る処理能力を持つチップセットであり、長時間の高負荷駆動における電力効率と発熱制御のバランスにおいて、非常に合理的な選択と言えます。

「Redmi Turbo」への対抗馬、ミッドレンジ市場における競争激化

Louis Lee氏の言及によれば、本シリーズのターゲットは明確にミッドレンジ市場であり、Xiaomiのサブブランドである「Redmi Turbo」ラインナップへの直接的な対抗馬として位置づけられています。 近年のミッドレンジ市場は、単なる安価な端末ではなく、カメラ性能などを一部削ぎ落とす代わりに、SoCやバッテリーといった「演算性能・基本体験」にリソースを全振りする傾向が強まっています。OnePlus Turboシリーズは、まさにこのニーズを的確に捉えており、大画面ディスプレイと大容量バッテリー、そして最適化されたSoCを組み合わせることで、実用性を重視するユーザーやモバイルゲーマー層への訴求力を高めています。

中国市場先行となる展開とグローバル版への期待値

現時点において、OnePlus Turboシリーズは中国市場向けに確認されており、グローバル展開および日本国内への投入については不透明な状況です。しかし、OnePlusは国際市場向けに「OnePlus 15R」の展開を控えているとの報道もあり、Turboシリーズのコンセプトが別モデル名でグローバル展開される可能性も否定できません。

9,000mAhという、一昔前のタブレット並みのバッテリー容量を持つスマートフォンは、エミュレーターや重量級ゲームを楽しむ愛好家にとって理想的なデバイスとなり得ます。国内での正規流通がない場合でも、その尖った仕様から、個人輸入を行う熱心なガジェットファンやアキバ・ハッカー層の間で大きな注目を集めることは確実です。