
Motorola(モトローラ)は米国およびカナダ市場において、ミッドレンジスマートフォンの新モデル「Moto G Power (2026)」を正式発表しました。
本機は、手頃な価格帯でありながら、MediaTek Dimensity 6300の採用に加え、IP69等級の防塵防水性能やMIL規格(MIL-STD-810H)準拠という、フラッグシップ機をも凌駕する「圧倒的な耐久性」を備えているのが最大の特徴です。日常使いにおける安心感とコストパフォーマンスを両立させた、実用主義のユーザーにとって注目すべき一台と言えます。
Dimensity 6300搭載、実用性と視認性を重視した堅実なスペック
SoCには、6nmプロセスで製造されたMediaTek Dimensity 6300チップセットを採用しています。GPUにはMali-G57 MC2を搭載し、メモリは8GB(LPDDR4X)、ストレージは128GB(UFS 2.2)という構成です。RAM Boost機能による最大16GBまでの仮想メモリ拡張や、microSDカードによる最大1TBのストレージ拡張にも対応しており、ミッドレンジ帯として必要十分なリソースを確保しています。
ディスプレイは大型の6.8インチ FHD+ LCDパネルを採用。リフレッシュレートは120Hzに対応しており、滑らかなスクロール体験を提供します。特筆すべきはピーク輝度が1,000ニトに達している点で、屋外での視認性が確保されているほか、表面ガラスにはCorning Gorilla Glass 7iを採用し、耐傷性も強化されています。 また、OSには最新のAndroid 16をプリインストールしており、Motorola独自のセキュリティ機能「ThinkShield」や「Moto Secure」も網羅されています。

規格外のタフネス性能と50MP OISカメラの両立
本機の最大のハイライトは、その外観からは想像できないほどの耐久性能です。一般的な防水規格であるIP68に加え、高温・高圧のジェット水流にも耐えうるIP69等級を取得。さらに、米国防総省が定める軍事規格MIL-STD-810Hにも準拠しており、落下や衝撃、過酷な環境下での使用において極めて高い信頼性を誇ります。背面にはヴィーガンレザー仕上げが施されており、手触りの良さとグリップ力を提供しつつ、タフネスギアとしての側面も持ち合わせています。
カメラ性能においても妥協は見られません。メインカメラには50MPセンサーを採用し、この価格帯では省略されがちなOIS(光学式手ぶれ補正)を搭載しています。これにより、低照度下でもブレの少ない撮影が可能です。8MPの超広角カメラはマクロ撮影にも対応しており、幅広いシーンでの活用が期待できます。 バッテリー容量は5,200mAhと標準よりやや大きく、30WのTurboPower急速充電に対応。「2日間のバッテリー持ち」を謳い、1,000回の充電サイクル後も80%の健康度を維持する長寿命設計となっています。
エントリータフネスという新たな選択肢としての市場価値
米国での販売価格は299.99ドル(約4万6000円)と発表されており、2026年1月8日より発売されます。 昨今のスマートフォン市場では、ハイエンド機の価格高騰が続く一方で、長く安心して使える「高耐久ミッドレンジ」への需要が高まっています。特にMoto G Power (2026)は、単なる安価な端末ではなく、「IP69・MIL規格」という明確な付加価値を提示しており、現場作業やアウトドアアクティビティを好む層だけでなく、端末の破損を懸念する一般層に対しても強力な訴求力を持ちます。
日本国内での発売については現時点で未定ですが、モトローラ・モビリティ・ジャパンは「Moto g」シリーズの国内展開に積極的です。仮にFeliCa(おサイフケータイ)を搭載して同価格帯で投入されれば、高コスパな実用端末として、SIMフリー市場における有力な選択肢となることは間違いありません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Moto G Power (2026) |
| メーカー | Motorola |
| 発売地域 | 米国・カナダ |
| 発売日 | 2026年1月8日(北米) |
| OS | Android 16 |
| UI | My UX |
| SoC | MediaTek Dimensity 6300(6nm) |
| GPU | Mali-G57 MC2 |
| メモリ | 8GB LPDDR4X |
| ストレージ | 128GB UFS 2.2 |
| 外部ストレージ | microSD対応(最大1TB) |
| 仮想RAM | RAM Boost対応(最大16GB相当) |
| ディスプレイサイズ | 6.8インチ |
| 解像度 | Full HD+ |
| アスペクト比 | 19.9:9 |
| パネル種類 | LCD |
| リフレッシュレート | 最大120Hz |
| 最大輝度 | 最大1000ニト |
| 表示機能 | Display Color Boost、High Brightness Mode |
| 保護ガラス | Corning Gorilla Glass 7i |
| 背面カメラ | 約5000万画素(メイン、OIS対応) |
| サブカメラ | 約800万画素(超広角、マクロ対応) |
| フロントカメラ | 約3200万画素 |
| バッテリー容量 | 5200mAh |
| 充電 | 30W TurboPower |
| バッテリー耐久 | 1000回充電後も80%以上の容量維持(メーカー公表) |
| 防水・防塵 | IP68 / IP69 |
| 耐久規格 | MIL-STD-810H |
| 生体認証 | 側面指紋認証 |
| オーディオ | ステレオスピーカー、Dolby Atmos |
| 有線端子 | 3.5mmイヤホンジャック |
| 無線機能 | Dual SIM、NFC |
| USB | USB Type-C 2.0 |
| 本体サイズ | 166.62 × 77.10 × 8.72 mm |
| 重量 | 208g |
| カラー | Evening Blue / Pure Cashmere |
| 背面素材 | ヴィーガンレザー仕上げ |
| 価格(米国) | 299.99ドル |
| 価格(カナダ) | 449.99カナダドル |






