
OnePlusは、新たなハイエンドスマートフォン「OnePlus 15R」をグローバル市場向けに正式発表しました。
本機は、Qualcommの最新鋭SoCであるSnapdragon 8 Gen 5をいち早く採用し、スマートフォンとしては規格外とも言える7,400 mAhの大容量バッテリーを搭載しています。前モデルOnePlus 13Rの後継機として位置づけられる一方で、フラッグシップモデルに肉薄する処理性能と、ゲーミング需要に応える165Hzリフレッシュレート対応ディスプレイを備えており、ハイエンド端末の価格高騰が続く市場において、699ドル(約10万円台前半)からという戦略的な価格設定が大きな注目を集めています。
詳しくはOnePlus公式サイトのこちらのページで確認ができます。
次世代SoCと規格外バッテリーがもたらす圧倒的な基本性能
OnePlus 15Rの最大のトピックは、心臓部にQualcomm Snapdragon 8 Gen 5を採用した点にあります。これは、上位モデルであるOnePlus 15の廉価版という立ち位置を超え、状況によっては前世代のフラッグシップであるOnePlus 13をベンチマークで凌駕するほどのポテンシャルを秘めています。メモリには高速なLPDDR5X(12GB)を、ストレージにはUFS 4.1(256GB/512GB)を採用しており、SoCの性能を最大限に引き出す構成と言えます。
また、特筆すべきは7,400 mAhという巨大なバッテリー容量です。一般的なハイエンド機が5,000 mAh前後であることを鑑みると、そのスタミナ性能は圧倒的です。80Wの有線急速充電にも対応しており、大容量ながら実用的な充電速度を維持しています。ディスプレイは6.83インチのAMOLEDパネルを搭載し、解像度は1,272 x 2,800、ピーク輝度は1,800 nitsに達します。特筆すべきは可変リフレッシュレートで、特定のアプリケーションにおいては最大165Hz駆動を実現しており、FPSなどの競技性の高いゲームタイトルにおいて優位性を発揮します。
コストダウンの代償とハードウェア構成のトレードオフ
驚異的なスペックと価格競争力を両立させるため、一部の仕様においては明確なコストカットが見受けられます。最も留意すべき点は、インターフェースが「USB 2.0 Type-C」に留まっていることです。数百GBクラスの大容量データをPCへ有線転送する際や、外部ディスプレイ出力などを多用するユーザーにとっては、転送速度がボトルネックとなる可能性があります。
カメラ構成に関しては、メインに50MPのSony IMX906センサー、8MPの超広角、32MPのフロントカメラを採用しています。IMX906はミドルハイレンジ向けのセンサーであり、フラッグシップ機のような過剰なカメラスペックを削ぎ落とすことで、SoCとバッテリーへの投資を優先した設計思想が窺えます。また、筐体重量はカラーバリエーションによって異なり、Electric Violetが213g、Charcoal Blackが218g、Mint Breezeが219gとなっています。7,400 mAhのバッテリーを搭載しながら210g台に抑えた点は、冷却システムの設計工夫を含め、ビルドクオリティの高さを評価できるポイントです。

ハイエンドスペックで高コスパな魅力
OnePlus 15Rの価格は、北米市場において699ドル(256GBモデル)から設定されています。Snapdragon 8 Gen 5搭載機としては破格の設定であり、EU圏やインド市場を含め、グローバルで攻撃的な価格戦略を展開しています。特にEU/UK市場では発売後の価格変動も予告されているため、早期の購入が推奨される状況です。
本機は、カメラ性能よりも「処理速度」と「バッテリー持ち」を最優先するゲーマーやパワーユーザーにとって、極めて合理的な選択肢となります。USB 2.0という仕様上の制約はあるものの、それを補って余りあるSoC性能とバッテリー容量は、2025年のスマートフォン市場において独自の立ち位置を築くことでしょう。日本国内での正規展開については現時点で未定ですが、Snapdragon 8 Gen 5搭載機の入手性を高める存在として、並行輸入市場などでも高い需要が見込まれます。
↓以下、OnePlus 15Rのスペック表になります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | OnePlus 15R |
| メーカー | OnePlus |
| 発表 | 2025年12月(グローバル) |
| SoC | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 5 |
| メモリ | 12GB LPDDR5X |
| ストレージ | 256GB / 512GB UFS 4.1 |
| 外部ストレージ | 非対応 |
| ディスプレイ | 6.83インチ AMOLED |
| 解像度 | 1,272 × 2,800 ピクセル |
| 画素密度 | 約450ppi |
| リフレッシュレート | 最大165Hz(可変) |
| 表示仕様 | 165Hz / 144Hzは対応アプリのみ、通常は120Hz |
| ピーク輝度 | 最大1,800ニト |
| リアカメラ | 50MP メイン(Sony IMX906)8MP 超広角 |
| フロントカメラ | 32MP |
| バッテリー容量 | 7,400mAh |
| 充電 | 80W 有線充電対応 |
| USB端子 | USB Type-C(USB 2.0) |
| 冷却機構 | 強化冷却システム搭載 |
| 本体重量 | Electric Violet:213gCharcoal Black:218gMint Breeze:219g |
| カラー | Electric Violet / Charcoal Black / Mint Breeze |
| 価格(256GB) | INR 47,999 / €699 / £649 / $699 |
| 価格(512GB) | INR 52,999 / €699 / £629 / $799.99※EU/UKは1月21日以降 €799 / £729 |





