
Honorは中国にて、パフォーマンスに特化した新型スマートフォン「Honor Win」および「Honor Win RT」を発表しました。 最大185Hzのリフレッシュレートに対応したディスプレイや、物理冷却ファン、そして10,000mAhという規格外の大容量バッテリーを搭載しているのが特徴です。
物理ファンと1万mAhバッテリー搭載のモンスター端末
今回発表された「Honor Win」と「Honor Win RT」は、基本スペックの多くを共有する兄弟モデルです。最大の特徴は、シリコンカーボン技術を採用した10,000mAhの大容量バッテリーを搭載している点でしょう。 一般的なハイエンドスマートフォンのバッテリー容量が5,000mAh前後であることを踏まえると、単純計算で約2倍の容量を持っています。充電速度も有線100W、ワイヤレス80Wに対応しており、大容量ながら急速充電も確保されています。

ディスプレイには6.83インチのFHD+ OLEDパネルを採用。リフレッシュレートは最大185Hz、ピーク輝度は6,000ニトに達し、HDR10+および5,950Hzの高周波PWM調光もサポートしています。 また、ゲーミング性能を維持するために、25,000 RPM(回転/分)で動作するアクティブ冷却ファンを内蔵。

さらに、ステレオスピーカーに加え「AIサラウンドサブウーファー」を搭載するなど、オーディオ面も強化されています。 これだけの可動部品を持ちながら、防塵防水性能はIP68/IP69/IP69Kという非常に高い等級を取得している点も見逃せません。
上位モデルは「Snapdragon 8 Elite Gen 5」を採用
両モデルの主な違いは、SoC(System on Chip)とカメラ構成にあります。 上位モデルのHonor Winには、Snapdragon 8 Elite Gen 5チップセットとAdreno 830 GPUが搭載されています。一方、Honor Win RTにはSnapdragon 8 Eliteが採用されています。 メモリとストレージは最大で16GB LPDDR5X RAM、1TB UFS 4.1ストレージの構成が選択可能です。

カメラ構成については、Honor Winがメイン(50MP、1/1.56インチ、OIS)+超広角(12MP)+望遠(50MP、光学3倍)のトリプル構成であるのに対し、Honor Win RTは望遠レンズを省略したデュアル構成(50MP+12MP)となっています。フロントカメラは両モデルともに50MPです。

その他の仕様として、画面内指紋認証センサー、Wi-Fi、Bluetooth 6.0、NFCなどを搭載しています。
価格と発売地域について 中国での販売価格は以下の通り報じられています。
- Honor Win:3,999元(約570ドル)から
- Honor Win RT:2,699元(約385ドル)から
現時点では中国国内での販売となり、日本国内での発売予定や価格についてはアナウンスされていません。
スタミナと冷却を極めた設計に期待
最近のゲーミングスマートフォンは高性能化に伴う発熱対策が課題となっていますが、物理ファンによる空冷と10,000mAhのバッテリー容量という組み合わせは、長時間プレイを前提とするユーザーにとって理にかなった仕様と言えます。 特に下位モデルの「Win RT」は、Snapdragon 8 Eliteを搭載しながら2,699元(約385ドル)という価格設定になっており、コストパフォーマンスの高さが際立ちます。 IP69Kという、高温・高圧水流にも耐えうるタフネス性能を物理ファン搭載機で実現している点など、ハードウェアとしての完成度は非常に高い印象を受けました。日本市場への投入が待たれる一台です。
詳しくはHonor公式サイトのこちらのページで確認が可能です。











