Motorola Razr Foldの実機画像が流出、専用スタイラス対応とトリプルカメラ搭載でCES 2026にて正式発表へ

CES 2026の開催に合わせて、モトローラ初となるブック型折りたたみスマートフォン「Razr Fold」の製品画像と一部仕様がリークされました。

著名リーカーEvan Blass氏によって公開された情報によると、本機は競合製品が機能を削減する中で、あえて専用スタイラスペンのサポートを打ち出している点が最大の特徴です。Galaxy Z Fold 7やPixel Foldシリーズがひしめく折りたたみスマートフォン分野において、新たな選択肢としてユーザーにどのような価値を提供するのか、流出した画像をもとに詳細を解説します。

判明した筐体デザインとペリスコープ望遠を含むカメラ仕様

Evan Blass氏が公開した複数のレンダリング画像からは、モトローラがこれまでの「Razr」シリーズで培ったデザイン言語をブック型デバイスにも適用していることが確認できます。筐体はメタルフレームを採用し、角を丸めた形状とすることで持ちやすさに配慮しているようです。背面にはつや消し加工が施されたメタルのカメラアイランドが配置され、Pantoneカラーと推測される2色のカラーバリエーションが展開される見込みです。

カメラ構成に関しては、背面にトリプルカメラを搭載しており、その中には四角いレンズ開口部を持つペリスコープ(潜望鏡)型望遠レンズが含まれています。これにより、高倍率ズーム撮影時の画質向上が期待できます。また、カバーディスプレイの中央と、メインディスプレイの右上にそれぞれパンチホール型のフロントカメラが配置されています。さらに、側面には電源ボタンと音量ボタンに加え、テクスチャ加工された第4のボタンが確認されており、これは「Razr 60 Ultra」と同様の専用AIアシスタントキーであると推測されます。

専用スタイラス「Moto Pen Ultra」によるGalaxy Z Fold 7との差別化

今回のリーク情報で最も注目すべき点は、専用スタイラスペン「Moto Pen Ultra」への対応です。競合となるサムスンの「Galaxy Z Fold 7」がスタイラスサポートを廃止したとされる中、モトローラは逆にペン入力機能を強化することで明確な差別化を図っています。

画像からは、スタイラスを使用してインナーディスプレイ上で操作を行う様子が確認でき、大画面を活かした生産性の向上が期待されます。Moto Pen Ultraは交換可能なペン先、サイドボタンを備え、専用の充電ケースも用意されるようです。ただし、カバーディスプレイでのペン入力可否については現状の情報では確認できておらず、インナーディスプレイ専用となる可能性が高いと言えます。

CES 2026「Lenovo Tech World」での正式発表と今後の展開

モトローラの公式ティーザーおよびリーク情報によると、「Razr Fold」は2026年1月6日に開催されるCES 2026内のイベント「Lenovo Tech World」にて正式に発表される予定です。Oppo Find N5やHonor Magic V5といった強力なライバルが存在する中、ペリスコープカメラやスタイラス対応といった付加価値がどこまでユーザーに響くかが注目されます。

現時点では、Moto Pen Ultraが本体に同梱されるのか、あるいは別売りのアクセサリーとなるのかは明らかになっていません。正式発表時には、これらの詳細な仕様や価格、そして日本国内を含むグローバルでの展開時期についてのアナウンスが待たれます。