中国HONORが開発中とされる新型スマートフォン「HONOR Magic 8 Pro Air」の主要スペックとレンダリング画像がリークされました。
本機は、厚さわずか6.1mm、重量155gという極薄・超軽量の筐体に、5,500mAhの大容量バッテリーと最新のハイエンドSoCを搭載している点が最大の特徴です。スマートフォン市場において「携帯性」と「基本性能」の両立は長年の課題でしたが、本機はその解決策となる可能性を秘めた一台です。
厚さ6.1mmに5,500mAhバッテリーを詰め込む驚異的なパッケージング
今回Android Headlines等の海外メディアによってもたらされたリーク情報によると、HONOR Magic 8 Pro Airの最大の特徴は、その筐体設計にあります。厚さは6.1mm、重量は155gとされており、現行のハイエンドスマートフォンと比較しても圧倒的な薄さと軽さを実現しています。
特筆すべきは、この薄さでありながら5,500mAhという大容量バッテリーを搭載している点です。従来、薄型化はバッテリー容量とのトレードオフでしたが、HONORはシリコンカーボンバッテリー技術などの高密度化技術を用いていると考えられます。充電速度も90Wの有線急速充電に対応しており、実用面での不安は少ないでしょう。ただし、薄型化の代償としてワイヤレス充電は非対応となる見込みです。
処理性能の中核を担うSoCには、MediaTek製の「Dimensity 9500k」が採用されると報じられています。ディスプレイは6.3インチの1.5K OLED(有機EL)フラットパネルを採用し、視認性と携帯性のバランスを重視した構成です。OSにはAndroid 16ベースのMagicOS 10がプリインストールされる予定です。
競合が撤退した「超薄型ハイエンド」への挑戦
競合他社の動向を見ると、昨年はSamsungの「Galaxy S25 Edge」やAppleの「iPhone Air」といった薄型モデルが話題となりましたが、市場への定着には至りませんでした。そうした中、HONORがあえてこのセグメントに新機種を投入するのは、単に薄いだけでなく、画面品質やカメラ性能を「妥協していない」点に勝機を見出しているからと言えるでしょう。
デザイン面では、Googleの「Pixel 10」シリーズに似た背面デザインが採用されると噂されており、カラーバリエーションはブラック、ホワイト、パープル、オレンジの4色展開となる見通しです。
薄型端末では省略されがちなカメラ性能についても、本機は望遠カメラの搭載が噂されています。ベースモデルであるMagic 8シリーズが高いカメラ評価を得ていることから、Airモデルにおいても一定以上の撮影能力が期待できるはずです。
携帯性と性能を妥協したくない層にとっての有力候補
本機は、中国の旧正月にあたる2026年2月17日頃、上位モデルの「HONOR Magic 8 RSR」と共に発表される可能性が高いとされています。価格に関する情報はまだありませんが、これだけの高密度実装技術が投入されている以上、安価な設定にはならないはずです。
近年、スマートフォンの大型化・重量化が進み、200gを超える端末が一般的となる中で、155gという軽さは日常の使い勝手を大きく向上させる要素です。「重いスマホには疲れたが、性能やバッテリー持ちは妥協したくない」というユーザーにとって、このHONOR Magic 8 Pro Airは、まさにうってつけの一台となるはずです。ワイヤレス充電非対応という点が許容できるのであれば、購入を検討する価値は十分にあります。





