最近はミドルレンジのスマートフォンでも性能の高い製品が増えていますが、2月に発表が予想されるVivoの次期モデル「Vivo V70 Elite」は、そのレベルをさらに一段階引き上げる存在になりそうです。Qualcommの高性能チップ「Snapdragon 8s Gen 3」を採用し、カメラメーカーのZeiss(ツァイス)監修のカメラや、6,500mAhという大容量バッテリーを搭載するとの情報が出てきました。この記事では、リーク情報をもとにスペックの詳細と、この機種の魅力について解説します。
準ハイエンドSoC「Snapdragon 8s Gen 3」と強力な足回り
リーク情報によると、Vivo V70 Eliteの心臓部には「Snapdragon 8s Gen 3」が採用されます。このSoCは、3.0GHz駆動のCortex-X4プライムコア、2.8GHzのCortex-A720パフォーマンスコア4基、Cortex-A520高効率コア3基で構成されており、昨年のフラッグシップモデルと同等の処理能力を有しています。現行の最上位チップであるSnapdragon 8 Eliteには及びませんが、ミッドレンジ帯の製品としては破格の性能であり、日常使用はもちろん、重量級の3Dゲームでもストレスを感じることはないでしょう。
また、この強力なプロセッサに加え、高速なLPDDR5xメモリとUFS規格のフラッシュストレージが組み合わされる見込みです。特筆すべきは、ゲーマー向けの「4Dバイブレーションエンジン」の搭載と、画面内に埋め込まれる「超音波指紋認証センサー」の採用です。特に超音波式センサーは、従来の光学式に比べて認証速度や精度で勝るため、ハイエンド機に迫る快適な操作体験が期待できます。
ミドルレンジの枠を超えるZeissカメラとIP69防水ボディ
カメラ性能についても、Vivo Vシリーズの特徴であるZeiss(ツァイス)との協力が続くようです。背面には5000万画素のメインカメラ(f/1.9)、5000万画素の望遠カメラ(f/2.7)、800万画素の超広角カメラ(f/2.2)を搭載し、自撮り用のカメラにも5000万画素のセンサーが使われるといわれています。特に、この価格帯で遠くをきれいに撮れる「ペリスコープ望遠レンズ」を備えている点は、他の製品にはない大きな強みになるはずです。
本体のデザインはVivo S50がベースになる可能性が高く、6.59インチの滑らかな120Hz有機ELディスプレイを搭載すると見られています。さらに驚くべきは、6,500mAhという非常に大きなバッテリー容量です。90Wの急速充電にも対応しており、電池持ちと充電の速さの両方で安心できます。加えて、最高レベルの防塵防水性能(IP69)もサポートされる見込みで、過酷な環境下でも安心して使用できるタフネスさも兼ね備えています。
圧倒的なバッテリー容量とカメラ性能で「買い」の一台となるか
Vivo V70 Eliteは、SoCの処理能力、カメラの構成、そしてバッテリー容量のすべてにおいて、従来の「ミッドレンジ」の定義を書き換えるようなスペックを持っています。特に6,500mAhのバッテリーとIP69防水の組み合わせは、実用性を重視するユーザーにとって非常に魅力的です。
日本国内での正規展開については現時点ではわかりませんが、海外での価格次第では、個人輸入をしてでも手に入れたいと考えるユーザーは少なくないはずです。高級機に近い体験をなるべく安い価格で味わいたい方にとって、この機種は間違いなく有力な候補となるはずです。2月の正式発表で、そのコストパフォーマンスの全貌がわかるのを待ちましょう。


