厚さ6.99mmにスナドラ8 Gen 5を凝縮!「Moto X70 Air Pro」は50MP4眼カメラ搭載、上位機と同じ仕様で約8万円台の衝撃価格

モトローラは2026年1月21日、中国市場向けに新型ハイエンドスマートフォン「Moto X70 Air Pro」を発表しました。本機は、同社がグローバル市場で展開するフラッグシップモデル「Motorola Signature」と同一のハードウェア仕様を持ちながら、価格を大幅に抑えた戦略的な製品です。最新のSoCである「Snapdragon 8 Gen 5」や高性能なカメラシステムを搭載しつつ、日本円換算で約8万円台からの価格設定を実現しており、コストパフォーマンスを重視するユーザーにとって見逃せない一台となりそうです。

厚さ6.99mmにSnapdragon 8 Gen 5と4眼50MPカメラを凝縮

「Moto X70 Air Pro」の最大の特徴は、わずか6.99mmという薄型ボディに、最新世代のハイエンドスペックを詰め込んでいる点です。
事前の噂では、下位グレードの「Snapdragon 7+ Gen 5」が採用されるとの見方もありましたが、実際には最上位チップセットであるQualcomm製「Snapdragon 8 Gen 5」が搭載されました。これにより、薄型端末で懸念されがちな処理性能の妥協は一切ありません。

ディスプレイには6.78インチのOLEDパネルを採用し、解像度は1.5K、リフレッシュレートは通常120Hzですが、特定のアプリケーション動作時には最大165Hzまで向上します。また、電源周りも妥協がなく、5,200mAhの大容量バッテリーを内蔵し、最大90Wの有線急速充電に対応しています。

カメラ構成も非常に強力です。背面には4つの50MPセンサーを搭載しており、メインカメラにはソニー製の「LYT-828」(1/1.28インチ、f/1.6)が採用されています。薄型筐体でありながら、大型センサーを含むクアッドカメラシステムを実装している点は、技術的な成熟を感じさせる仕様です。

グローバル版「Signature」と同一仕様ながら約600ドルの価格差

本機は、グローバル市場ですでに発表されている「Motorola Signature」(以前はEdge 70 Ultraとして噂されていたモデル)の中国向け地域限定版という位置づけになります。特筆すべきは、ハードウェア仕様が「Signature」と完全に同一であるにもかかわらず、販売価格が著しく低く設定されていることです。

「Moto X70 Air Pro」の最小構成モデル(RAM 12GB / ストレージ 256GB)の価格は3,999元(約9万円)です。これは現在の為替レートに基づくと、グローバル版の同等モデルと比較して約600ドル(約9万5千円)も安価な設定となっています。
また、上位構成の価格も以下の通り競争力があります。

  • 16GB RAM + 512GB ストレージ: 4,499元(約10万円)

  • 16GB RAM + 1TB ストレージ: 4,999元(約11万円)

グローバル版では1,000ドルを超える価格帯の製品が、中国版ではミドルレンジ並みの価格で購入可能という事実は衝撃的です。

「Snapdragon 8 Gen 5」搭載機の価格破壊モデルとして注目の存在

「Moto X70 Air Pro」の日本国内での発売については現時点で未定ですが、モトローラは日本市場でも「Edge」シリーズなどを積極的に展開しています。仮に本機が、あるいは同等の仕様を持つモデルが、この中国版に近い価格設定で国内で展開されれば、間違いなく市場の台風の目となるはずです。

最新の「Snapdragon 8 Gen 5」を搭載し、LYT-828を含む4眼カメラ、そして6.99mmの薄型デザインを備えて約8万円台という価格は、他社のフラッグシップモデルに対する強力なアンチテーゼとなります。「ハイエンド端末は高価である」という常識を覆す一台として、性能と価格のバランスを極限まで追求したいユーザーにとっては、有力な選択肢となるはずです。続報は見逃せません。