Samsungの主力ミッドレンジスマートフォン、Galaxy Aシリーズの次期モデル『Galaxy A57』の実機画像が、中国の認証機関TENAAにて確認されました。2026年の登場が予想される本機は、前モデルGalaxy A56からデザインを大きく変えるのではなく、カメラ部分の出っ張りを抑えたり、新型チップ「Exynos 1680」を採用したりと、使い勝手に直結する部分を着実に進化させているようです。上位機種であるGalaxy S26に先駆けて発売される可能性も浮上している、この新型機について解説します。
カメラの出っ張りが薄型化、新チップ「Exynos 1680」で性能向上
今回公開された実機画像を見ると、Galaxy A57の全体的なデザインは前モデルのA56をほぼ踏襲しています。しかし、背面左上にある縦並びのカメラモジュールには明確な改良が見られます。レンズ周辺の盛り上がり(カメラバンプ)の形状が見直され、厚みが大幅に抑えられているのです。これにより、ポケットへの収まりが良くなるだけでなく、机に置いた際のガタつきも軽減されるため、実用面でのメリットは大きいと言えます。
また、スペック面で最も注目すべき点は、心臓部となるSoCに「Exynos 1680」が採用される見通しであることです。具体的な処理能力の数値はまだ明らかになっていませんが、新型チップへの移行により電力効率が改善され、日常動作の快適さとバッテリー持ちのバランスがさらに向上していると考えられます。画面の枠(ベゼル)の太さまでは画像から判断できませんが、プレミアム・ミッドレンジ機らしい、没入感のある狭額縁デザインが維持されるはずです。
新色「パープル」が登場、Galaxy S26より先に発売の可能性も
デザインの微調整に加え、本体カラーにも新しい動きがあります。2025年モデルにはなかった「パープル」が、Galaxy A57の新色として追加されることが分かりました。その他のカラー展開は不明ですが、定番色に加えてトレンドを意識した明るい色味が投入される可能性もあります。
さらに興味深いのは、その発表時期に関する情報です。噂によると、今年後半のイベント「Galaxy Unpacked」において、フラッグシップモデルのGalaxy S26よりも先に、このGalaxy Aシリーズが発表される可能性があります。もしこのスケジュール通りになれば、Samsungは普及価格帯のモデルを早期に投入し、市場シェアをいち早く固める戦略に出ていると言えるでしょう。
普段使いの完成度を高めた「プレミアム・ミッドレンジ」
Galaxy A57は、見た目や機能が一変するような派手なモデルチェンジではないかもしれません。しかし、カメラ部分の薄型化やチップセットの強化といった改良は、毎日使う道具としての完成度を確実に高めています。昨今のハイエンド機が非常に高価になる中で、十分な性能と洗練されたデザインを併せ持つミッドレンジ機の重要性は、かつてないほど増しています。

日本国内でもGalaxy A5xシリーズは多くのキャリアで取り扱われており、人気の高いモデルです。今回判明した薄型ボディや新色が国内版にも反映されれば、手堅いスペックと使いやすさを求めるユーザーにとって、間違いなく有力な購入候補となるはずです。



