Honorが、折りたたみスマートフォンのラインナップを大きく見直すようです。リーク情報によると、同社はこれまでの『Magic Vs』シリーズを終了し、今年後半に新しい形状の「ワイド(幅広)型」折りたたみスマホを発売するとのこと。2026年の流行になると言われる「4:3の画面比率」を採用することで、閉じた状態での使い勝手が格段に良くなると予想されます。一方で、縦折り型の『Magic V Flip』については今年は発売されない可能性が高く、Honorは「大画面で作業しやすいモデル」へ力を集中させるようです。

『Magic Vs』に代わる「4:3比率」の新型モデル
新たな情報によると、Honorは既存の『Magic Vs』シリーズを置き換える形で、より横幅の広い折りたたみスマホを開発しています。
この新型機の最大の特徴は、画面の「比率」です。これまでの折りたたみスマホの多くは、閉じた状態だと細長く、テレビのリモコンのような操作感になりがちでした。しかし、新型機では「4:3」に近い比率にすることで、閉じた状態でも普通のスマホと同じような感覚で操作できるようになります。現在の『Magic Vs3』と比べても、はっきりと横幅が広くなる見込みです。
また、デザインの詳細はまだ不明ですが、価格についてはこれまでの『Magic Vs』シリーズと同じくらいに維持されると報じられています。どんどん高価になっている折りたたみスマホ市場において、使いやすい画面サイズのモデルが価格据え置きで出るなら、コスパを重視するユーザーにとって非常に魅力的な選択肢となるはずです。
なお、今年後半の「ワイド型」とは別に、MWC 2026の開催直前には、最上位モデルとなる『Magic V6』の発表も控えているようです。
2026年は「幅広」が業界の標準に
今回のHonorの動きは、業界全体の流行に合わせたものです。
昨年、Huaweiが『Pura X』で広めの画面を採用し、この形状の便利さが多くの人に認められました。畳んでも広げても画面が見やすく、操作もしやすいこの設計は、2026年のスタンダードになりつつあります。
SamsungやOPPOといった大手メーカーも、今年は同じような「ワイド型」の発売を計画していると噂されています。さらに、今年9月に登場が期待されるApple初の折りたたみiPhoneについても、同じ形状になる可能性が指摘されています。これまでの「縦長すぎて持ちにくい」という折りたたみスマホの弱点は、今年を境になくなっていくでしょう。
一方で、コンパクトな縦折りスマホに関しては、Honorは今年は出さない可能性が高いようです。市場全体が「開けばタブレット、閉じれば普通のスマホ」という方向へ向かっているため、開発のリソースを大型モデルへ集中させる狙いがあると考えられます。
「閉じた時の狭さ」を解消する注目の一台
日本国内ではHonorのスマホは手に入りにくい状況ですが、この「ワイド型」への変更は、海外ガジェット好きにとって見逃せないニュースです。
これまでの折りたたみスマホに対し、「閉じた時の画面で文字入力がしにくい」「アプリの表示が崩れるのが気になる」といった不満を持っていたユーザーにとって、今回の新型機はまさに求めていた一台になる可能性があります。価格が『Magic Vs』並みに抑えられるのであれば、高額化が進む他社製品と比べても、十分に勝負できる一台となるでしょう。
特に、電子書籍を読んだり、Webサイトを見たりと、複数の作業を同時にこなすユーザーにとって、4:3比率の画面は見やすさが段違いです。「変則的な画面サイズは使いにくい」と避けていた方こそ、この新しいスタンダードへ乗り換えるべきタイミングが来ていると言えます。続報は要チェックです。


