サムスンの次期フラッグシップモデル「Galaxy S26」シリーズの発表がまもなくとなりました。海外メディアにより、標準モデルである『Galaxy S26』および『Galaxy S26+』の公式とされるレンダリング画像と主要スペックがリークされています。デザインは現行モデルを踏襲するものの、標準モデルに関しては「驚くべき軽量化」が図られている可能性があるとの情報が出てきました。市場の成熟によりハードウェアの進化が緩やかになる中、サムスンが次期モデルでどのような付加価値を提案しようとしているのか、リーク情報をもとに詳細を解説します。

わずか137g?デザイン変更は最小限も「軽さ」で差別化か
今回流出した画像によると、Galaxy S26およびS26+の外観は、現行のS25シリーズから大きな変更はないようです。狭額縁ベゼル、中央のパンチホールカメラ、フラットなアルミニウムフレームといった特徴はそのまま継承されています。唯一の目立つ変更点は背面カメラのデザインで、3つのレンズを囲むように「ピル型」のモジュールが採用されている点です。
特筆すべきは、標準モデル「Galaxy S26」の重量に関する情報です。サイズや厚みは前モデルと同等と見られていますが、リーク情報では重量が「137g」とされています。これが事実であれば、前モデルから25gもの軽量化を実現することになり、噂されているAppleの「iPhone Air」よりも軽い端末となります。
ただし、6.7インチモデルの「Galaxy S26+」は厚さ7.3mm、重量190gと前モデルから変化がないとされており、標準モデルだけがこれほど劇的に軽くなることには疑問も残ります。筐体素材の変更など抜本的な見直しがない限り達成は難しいため、この数値については情報の精度を見極める必要があるでしょう。
SoCはExynos 2600とSnapdragonの併用、カメラは据え置きへ
処理性能の中核を担うSoC(システム・オン・チップ)については、販売地域によって異なるチップが採用される見込みです。欧州市場向けにはサムスン製の「Exynos 2600」が、その他の市場向けにはQualcomm製の「Snapdragon 8 Elite Gen 5」が搭載されると言われています。モバイルゲーマーやスペック重視の層にとっては、国内版がどちらのチップを採用するかが購入の決め手となりそうです。
一方、カメラ仕様に関してはハードウェアの更新は控えめです。メインカメラは50MP、超広角は12MP、望遠は10MP、セルフィーカメラは12MPと、画素数構成は前モデルから据え置かれる模様です。センサーサイズ等の詳細な変更は不明ですが、ハードウェアよりもAI処理などソフトウェア面での画質向上に主眼が置かれていると考えられます。
ディスプレイとバッテリー容量については、S26が6.3インチ・4,300mAh、S26+が6.7インチ・4,900mAhとなると報じられています。筐体サイズが変わらない中でバッテリー容量が維持、あるいは微増している点は、電力効率の改善と合わせて実使用時間の延長に寄与するはずです。

小型・軽量ハイエンドを求める層には待望の一台
Galaxy S26シリーズの正式発表は2026年2月25日が予定されています。価格については、上位モデルのUltraが値下げされる一方で、S26およびS26+の一部モデルは価格が上昇するとの噂もあります。
近年、スマートフォンの大型化が進む中で、もし「137g」という軽量化が真実であれば、Galaxy S26は市場において極めてユニークな立ち位置を確立することになります。日常的な取り回しの良さを最優先するユーザーや、重厚長大なハイエンド機に疲れを感じている層にとって、この軽さは何物にも代えがたい魅力となるはずです。
カメラ性能の飛躍的な向上を求めるユーザーには物足りなさが残るかもしれませんが、基本性能の高さと携帯性のバランスを重視するなら、S26は間違いなく「買い」の候補に入る一台です。まずは2月25日の正式発表で、この驚異的な重量スペックが確定するかどうか、要チェックです。


