Huaweiが中国国内で提供を開始した「HarmonyOS NEXT」のアップデートにより、同社スマートフォンに搭載されているプロセッサ情報が久々に明示されました。
対象となる「Pura 80 Pro+」には、独自開発のSoC「Kirin 9020」およびGPU「Maleoon 920」が搭載されています。
Huawei、アップデートでSoC情報の表示を再開
Huaweiは中国市場向けに、「Pura 80」シリーズのスマートフォンに対して「HarmonyOS NEXT」の最新アップデート(バージョン5.1.0.217 SP2)を配信開始しました。アップデートファイルの容量は1.52GBと大規模で、システム全体の最適化に加え、カレンダーやメモアプリの機能改善が含まれています。

中でも注目を集めているのが、端末情報ページにおけるSoC(システム・オン・チップ)の明示です。「Pura 80 Pro+」では、正式に「Kirin 9020」の搭載が確認され、久々にHuawei製スマートフォンのチップ構成が明らかになりました。
https://daily-gadget.net/2025/08/17/post-92091/
Kirin 9020の詳細構成とGPU「Maleoon 920」
Pura 80 Pro+に搭載されている「Kirin 9020」は、以下のような構成のオクタコアCPUを採用しています。
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1× 2.5GHz 高性能コア
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3× 2.15GHz 中性能コア
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4× 1.6GHz 省電力コア
これに加えて、GPUにはHuaweiが独自に開発した「Maleoon 920」が組み込まれています。
同社はこれまで、Kirin 9000シリーズ以降、搭載チップの情報を公式には発表せず、ローンチイベントや公式資料でもその存在に触れていませんでした。背景には、米国政府による制裁措置が影響し、サプライチェーンへの制限やチップ開発の不透明さが影を落としていたと考えられます。

しかし今回のアップデートを機に、Huaweiが再びSoCの透明性を高めようとしている兆しが見られます。今後、同様のアップデートが他の機種にも広がっていく可能性も指摘されています。
SoCを含む垂直統合型の製品設計を強化か
Huaweiが再び自社開発チップ「Kirin」の存在を明示し始めたことは、同社のSoC開発が一定の方向性と安定性を取り戻しつつあるサインとも取れます。独自GPU「Maleoon 920」の採用も含め、AppleやSamsungと同様に、SoCを含む垂直統合型の製品設計を強化していく姿勢がうかがえます。
今後の展開としては、「Kirin 9100」や「Kirin 9010」のような他モデルへの展開が続くか、またHarmonyOS NEXTによるグローバル展開と連動した展開があるかが注目されます。
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