Huaweiが新たに発表した「MatePad Mini」は、コンパクトタブレット市場における競争をさらに激化させる存在となりそうです。
8.8インチの高輝度OLEDディスプレイを搭載し、AppleのiPad miniやRedMagic Astraを超えるスペックを武器に、中国市場に投入されました。
8.8型OLEDで1,800ニトのピーク輝度
MatePad Mini最大の特徴は、8.8インチのOLEDディスプレイにあります。解像度は2,560×1,600ピクセル、リフレッシュレートは120Hzに対応。最大輝度は1,800ニトで、RedMagic Astra(1,600ニト)やiPad mini 7(公称500ニト)を上回ります。ディスプレイ中央には32MPのフロントカメラが搭載され、12.5%の明るさ向上が謳われています。
本体サイズは198×127×5.1mmと非常にスリムで、重量もわずか255gと軽量設計。外出先やベッドサイドでの利用にも適しています。

デュアルカメラと衛星通信機能も搭載
背面には、50MP(f/1.8)のメインカメラと8MP(f/2.2)の超広角カメラを搭載。カメラユニットは、同社のハイエンドモデル「Mate XTs Ultimate Design」に似たデザインを採用しています。
通信面でも特徴的で、Huawei独自の衛星測位システム「BeiDou」や携帯通信網、Wi-Fi 7にも対応。地図アプリやアウトドアでの使用にも配慮された仕様です。
バッテリーは6,400mAhで、USB Type-Cポートから66Wの急速充電に対応しています。
スペック構成と価格、日本発売は未定
MatePad Miniには、12GB RAM+256GBストレージ構成(CNY 3,899/約546ドル)と、512GBストレージ構成(CNY 4,399/約617ドル)が用意されています。さらに、反射防止仕様の「PaperMatte」ディスプレイモデルもあり、こちらはCNY 4,899(約687ドル)となっています。
なお、搭載SoCの正式名称は記事執筆時点では明かされておらず、今後の詳細発表が待たれます。また、現時点では日本国内での発売予定は明らかにされていません。

小型ながら実力派のMatePad Mini
iPad miniの独占状態だった8インチ前後のタブレット市場において、Huawei MatePad Miniは明確な挑戦者といえるでしょう。特に1,800ニトの高輝度OLEDや衛星通信、Wi-Fi 7といった要素は、ゲーミングやコンテンツ視聴、ナビ用途にも適しており、競合との差別化ポイントとなりそうです。
価格帯はやや高めではあるものの、ハードウェア仕様を考慮すれば妥当なラインといえます。日本市場での展開があれば、Androidタブレットの選択肢として注目を集めることは間違いないでしょう。
Huawei MatePad Miniは、ハイエンドな8.8型OLEDディスプレイと軽量筐体を両立したコンパクトタブレットです。衛星通信や66W急速充電にも対応し、iPad miniの牙城を崩すポテンシャルを秘めています。今後のグローバル展開やチップセットの詳細にも注目が集まります。











