Huawei Mate XTsが登場!三つ折りで10.2インチタブレットに変形可能な次世代モデル

Huaweiが、Samsungに先駆けて再び三つ折りスマートフォンを市場投入しました。

新モデル「Huawei Mate XTs Ultimate Design」は、昨年登場したMate XTのアップグレード版として、中国国内で販売を開始しています。

三つ折りで10.2インチの大画面タブレットに変形

Mate XTsは、三つ折り構造により最大で10.2インチの大画面ディスプレイへと変形可能なスマートフォンです。解像度は3,183×2,232ピクセルで、Huaweiによれば1,440HzのPWM調光に対応しています(ピーク輝度やリフレッシュレートの詳細は非公開)。

折りたたみ状態では6.4インチ、中間形態では7.9インチとしても利用でき、利用シーンに応じた柔軟な使い方が可能です。端末の厚さは折りたたみ時で12.8mm、展開時では最薄部で3.6mm、最厚部でも4.8mmとスリムな仕上がりです。重量は298gで、前モデルと同様です。

新型SoC「Kirin 9020」搭載で性能も向上

プロセッサには新たにKirin 9020を採用。前世代のKirin 9010と比べてCPU性能が約10%向上しているとされています。また、ソフトウェア面では最新の「HarmonyOS 5」との組み合わせにより、HarmonyOS 4搭載のMate XTと比較して最大36%のパフォーマンス向上が見込めるとのことです。

カメラ性能も大幅にアップグレード

カメラ構成にも改良が加えられており、超広角カメラは12MPから40MP(f/2.2)へと大幅に強化されました。主カメラは引き続き50MPで、f/1.4〜f/4.0の可変絞りに対応。望遠には12MP・5.5倍光学ズーム対応のペリスコープレンズを搭載し、フロントカメラには8MPセンサーを備えています。

バッテリーと充電性能は前モデルを継承

バッテリーは5,600mAhのシリコン-カーボン電池を引き続き搭載し、66Wの有線充電と50Wのワイヤレス充電にも対応しています。この仕様は前モデルと同一で、依然として高水準のバッテリー性能を維持しています。

価格は値下げ、最大1TBモデルも用意

Mate XTsは中国での販売価格が下がっており、16GB RAM+256GBストレージのモデルは17,999元(約25万円)で、前モデルより約2,000元(約2.8万円)の値下げ。最上位構成の16GB RAM+1TBストレージモデルでも22,499元(約31.5万円)と、前モデルより6%安価に設定されています。

現時点ではグローバルでの発売に関する情報は出ておらず、日本国内での販売予定についても明らかにされていません。

高価格ながらも独自路線で差別化

HuaweiはMate XTsで、Samsungなどが展開するブック型の折りたたみスマートフォンとは異なる「三つ折り」構造を継続しており、タブレット代替デバイスとしてのユースケースを強く打ち出しています。特に10インチ超の画面をポケットサイズに収められるという点で、ニッチながらも注目すべきカテゴリといえるでしょう。