Samsungから「Galaxy Z TriFold」が10月末にも登場か?APEC会議で初披露の可能性も

Samsungが開発中とされてきたトライフォールド型スマートフォン「Galaxy Z TriFold」が、ついに正式発表される可能性が出てきました。

複数の韓国メディアの報道によると、Samsungは10月末に開催される国際会議「APEC(アジア太平洋経済協力会議)」の場で、本機を披露することを計画しているとされています。

トライフォールド型スマホ「Galaxy Z TriFold」の登場が目前に

Galaxy Z TriFoldは、ディスプレイを三つ折りにできる構造を持つ次世代スマートフォンで、長らく噂とリークが続いてきた製品です。従来のFoldシリーズの進化系ともいえる本機は、Huawei Mate Xsなどと競合するモデルと見られています。

Samsungは現在、中国市場向けに10月中旬の新製品発表を予告しており、そこでは「W26シリーズ」などの派生モデルが中心になると考えられています。しかし、Galaxy Z TriFoldはその発表とは別枠で、10月末から11月初旬にかけての発表が検討されている模様です。

韓国メディアによれば、Samsungは10月31日から11月1日に韓国で開催されるAPEC年次会議の場で、この新型トライフォールド端末を披露する予定だとされています。APECは各国の首脳が参加する外交イベントであり、通常であればスマートフォンの発表場所としては異例ですが、Samsungはこの製品を単なるスマホとしてではなく「国家技術の結晶」として位置づけていると報じられています。

生産性やマルチタスクに特化した新機能も搭載か

先日、Galaxy Z TriFold向けとみられる新機能を紹介するアニメーション動画が複数発見されており、その中ではマルチウィンドウ表示や生産性向上のためのUIが確認されました。これにより、従来のフォルダブル端末では実現が難しかった同時作業やアプリ間連携などが大幅に強化される可能性があります。

具体的なスペックやSoC構成、GPU、バッテリー容量などの詳細は現時点で明らかになっていませんが、Samsungのフラッグシップ機であることを踏まえると、Snapdragonシリーズの最新チップや高リフレッシュレート対応のディスプレイ、大容量バッテリーの採用が予想されます。

日本での発売は未定、米国市場向け展開も視野に

今回のGalaxy Z TriFoldは、昨年中国市場限定でリリースされた「Galaxy Z Fold Special Edition」とは異なり、米国でも発売される可能性があると報じられています。ただし、日本市場での展開については、現時点では正式な発表はなく「未定」となっています。

Samsungはグローバル市場におけるフォルダブル端末のリーダーとしての地位を確立していますが、日本市場では販売モデルが限定される傾向があるため、Galaxy Z TriFoldの展開がどうなるか注目されます。

スマホの限界に挑む「象徴的な製品」に

Galaxy Z TriFoldは、単なる新製品ではなく、Samsungが築いてきたディスプレイ技術・ヒンジ技術・UI最適化の集大成といえる端末です。APECという国際舞台での発表が検討されていることからも、その製品ポジションが特別なものであることがうかがえます。

スマートフォンの形状や操作性に新たな可能性を提示するGalaxy Z TriFoldは、これまでのFoldやFlipとは一線を画す存在として、今後のモバイル市場において大きなインパクトを与えることになるかもしれません。