Xiaomiが折りたたみ・ミッドレンジ戦略を一時見直しか。Xiaomi Mix Flip 3とCivi 6が発売中止

Xiaomiが来年発表予定とされていた縦折りスマホ「Mix Flip 3」と、ミッドレンジモデル「Civi 6」の開発を中止した可能性があると、中国SNS上のリーク情報により報じられています。2024年に発表された「Mix Flip 2」および「Civi 5 Pro」の後継機として期待されていた両モデルですが、市場での販売成績が振るわなかったことが影響しているようです。

中国リーク情報により発売中止の可能性が浮上

この情報は、中国の有名リーカーがWeibo上で投稿した内容から明らかになったものです。投稿自体にはXiaomiの機種名は明記されていないものの、「小型折りたたみ端末」と「ミッドレンジ機種」の次世代モデルが2026年に登場しないとされており、業界関係者の間では、これは「Xiaomi Mix Flip 3」と「Xiaomi Civi 6」を指しているとの見方が広まっています。

Mix Flipシリーズは、Xiaomiが2024年に初めて投入した縦開き型のフォルダブルスマートフォンで、「Mix Flip 2」はプレミアムなデザインとSnapdragon 8+ Gen 1を搭載したことで注目を集めましたが、販売は限定的にとどまったとみられます。また、Civi 5 Proについても中国国内では「Xiaomi 15 Civi」などへのリブランド展開が進められていましたが、グローバル市場では成果を出すことができませんでした。

IMEIデータベース上では、「Mix Flip 3」とされるモデル番号「2603APX0AC」「2603EPX2DC」が2025年7月に確認されており、少なくとも製品計画段階までは進んでいたと見られます。それだけに、今回のキャンセル情報は業界にとっても意外性のある内容です。

日本発売は未定、フォルダブル戦略は今後も継続か

なお、現時点ではXiaomiから「Mix Flip 3」「Civi 6」に関する公式アナウンスは出ていません。また、これらのモデルが日本市場で展開されるという情報も現状では確認されておらず、「現時点では日本発売は未定」と言えます。

一方で、Xiaomiは2023年に「Mix Fold 4」(横開き型フォルダブル)を中国で投入したものの、2024年は「Mix Fold 5」をスキップ。そしてIMEIデータベース上では、2026年に「Xiaomi 17 Fold」と名付けられた新型フォルダブルが登場する可能性も示唆されており、縦開きから横開き型への開発リソースの移行が行われている可能性もあります。

フォルダブル端末の淘汰と選択が進む中での戦略的判断か

今回の報道を通じて見えてくるのは、Xiaomiがフォルダブル端末やミッドレンジ市場において、より収益性の高い製品にリソースを集中させる方向に舵を切っているという可能性です。

Mix Flipシリーズは、競合のSamsung Galaxy Z FlipシリーズやHuawei Pocketシリーズといった強力なライバルの存在もあり、単にデザインや価格だけでは差別化が難しくなっています。一方、Civiシリーズは若年層を意識したカメラ性能重視のモデルながら、ミッドレンジ市場の競争激化により価格帯での優位性を築けなかった側面も否めません。

フォルダブル市場全体が成熟期に差し掛かる中、Xiaomiとしては「売れるフォルダブル」に集中する方向性を模索している段階とも言えるでしょう。引き続き、同社の2026年モデルに関する動向に注目です。

ソース元:Gizmochina